『ふらんす』ってどんな雑誌?

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

今回は「フランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌」である雑誌『ふらんす』をご紹介します。

フランス語を学習されている方なら、一度は耳にされたことがあるかもしれませんね。

僕は昨年4月に、『ふらんす』で人気のコーナーを連載している恩師より本誌をご紹介頂き、以来ずっと購読をしています。

購読前は、正直なところ「フランスに関するゴシップばかりを取り扱う雑誌」と思っていたのですが、とんでもない誤解でした。

時に示唆に富んだエッセイ、時に非常に興味深い学術論文、時にフランスに関する貴重な現地情報などを提供してくれる雑誌『ふらんす』。

皆さんのような「フランス通」には持って来いの一冊だと思います。

・初めての方向けに自己紹介

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

1. 「カジュアルさ」と「真面目さ」を併せ持つ雑誌

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雑誌『ふらんす』の創刊はなんと1925年!
フランス語、文学、歴史、思想、映画、食、人物評伝、エッセイなど、毎回フランスの古今に関する情報が満載です。

サイズはA5サイズで、ページ数は年度初めの増大号を除き、毎回およそ80ページほど。

6~12ヶ月程の連載記事に加えて、毎号特集が組まれており、連載記事は勿論のこと、この特集がとにかく面白く、そしてためになります。

例えば、11月号の特集記事は「にぎやかなフランスの商店街」。

『日本のそれとは違い、フランスの地方都市の商店街はなぜ「シャッター通り 」が少なく、活気があるのか?実は、フランス中央政府と地方行政がその鍵を握っている』ということが、詳細なデータ及び一次資料に基づいて論じられています。

写真がちりばめられていて、とてもカジュアルで読みやすい体裁ながら、学術論文も顔負けの鋭い分析です。

ちなみに10月号の特集記事は、「フランスの子どものたちの学校生活」でした。

・フランスの義務教育はいつから始まるのか?
・必要な教材や筆記用具はどのように購入するのか?
・小学生たちは、どうして緑のボールペンを持っているのか?

などなど、実際にフランスで生活をしていないと分からないような情報が詳細に説明されていて、こちらも大変面白い特集だったことを覚えています。

2. 出版社はフランス関連書籍で有名な白水社

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雑誌『ふらんす』を発刊している出版社はあの文庫クセジュやディコ和仏辞典で有名な白水社です。

白水社の創業者は福岡易之助(ふくおかやすのすけ)。

彼は東京帝国大学仏文科を卒業後、一度は故郷秋田で家業の酒造業を継ぐと同時に農業振興にも力を入れましたが、後々農業振興に見切りをつけて、再び上京。

白水社を興して、日本においてフランス文化の普及に努めます。

1921年に2,000ページにおよぶ『模範仏和大辞典』を出版。
その功績が認められ、現在もフランスの最高勲章として残るレジオンドヌール勲章(L’ordre national de la légion d’honneur)を受賞しました。

1925年から、100年近くも日本のフランス関係者、フランス語学習者たちに愛されてきた雑誌『ふらんす』。

創業当時からフランスに特化した書籍を発行してきた出版社である白水社だからこそ、これだけクオリティの高い雑誌を手がけることが出来るのかも知れませんね。

あとがき

書店で購入しても良いとは思うのですが、もし毎月購入されることをご検討されていらっしゃるなら、定期購読がオススメです。

以下のリンクより定期購読のお申し込みが可能ですので、ご関心がありましたら是非!


一読者として雑誌『ふらんす』の魅力を語っていたら、いつの間にか白水社の回し者のような文章となってしまいましたね(笑)

À très bientôt,
Kei

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