フランス語での業務経験無しでフランス語の仕事に就くには~数字と公的指標で客観的に能力を証明しよう~

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

この記事では、「フランス語を使って仕事がしたい」と思っているあなたへの参考情報として、「フランス語での業務経験が無い」という状況において、あなたのフランス語能力を説得力を持って会社に伝える方法について、お話させて頂きます。

・初めての方向けに自己紹介
ちなみに、僕は転職で現職(以下詳細)にありつき、日々フランス語と英語を使って仕事をしています。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

1. フランス語学習期間を具体的な数字を持って説明する

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これはフランス語だけに特化したことではありませんが、何事も客観的且つ具体的な数字を用いる、説得力があります。

ですので、例えば大学生の頃に第二外国語でフランス語を学習していたと仮定して、下記の2つの例文のどちらがより「この人、フランス語が出来そうだな」と思われそうか、ちょっと考えてみて下さい。

例文1
大学生の頃にずっとフランス語を勉強していて、パリに留学した経験も有ります。毎日欠かさずフランス語を勉強していたので、仕事においても十分に使用できるフランス語能力があります。

例文2
大学1年生の頃に第二外国語としてフランス語を選択し、入学から卒業までの4年間、大学の授業に加えて、毎日(365日×4年間=1460日)欠かさず自主的に1時間の勉強(4年間で1460時間)を続けて参りました。1年間パリに大学に留学した経験もございます。欧州言語共通参照枠という言語学習のガイドラインにおいて熟達した言語使用者の総学習時間は1000~1200時間以上といわれておりますが、私は1460時間以上フランス語を学習しておりますので、熟達した言語使用者として、十分にフランス語でも業務遂行が可能でございます。

いかがでしたでしょうか?

ちょっと極端な例でしたが、圧倒的に例文2の方が説得力があったと思います。

このような形で、あなたがフランス語をどれくらい勉強してきたのかを細分化して、具体的な数字を用いて説明すると、あなたのフランス語能力をよりアピールすることが出来ます。

2. 公的な指標を用いる

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具体的な数字に加えて、公的な指標を加えると、さらに説得力のある形でアピールすることができます。

実はさっきの例文2に盛り込んであったんです。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、もう一度例文を見てみましょう。

例文2
大学1年生の頃に第二外国語としてフランス語を選択し、入学から卒業までの4年間、大学の授業に加えて、毎日(365日×4年間=1460日)欠かさず自主的に1時間の勉強(4年間で1460時間)を続けて参りました。1年間、パリに大学に留学した経験もございます。欧州言語共通参照枠という言語学習のガイドラインにおいて、熟達した言語使用者の総学習時間は1000~1200時間以上といわれておりますが、私は1460時間以上フランス語を学習しておりますので、熟達した言語使用者として、十分にフランス語でも業務遂行が可能でございます。

そうです。
欧州言語共通枠です。
※ちなみに、この欧州言語共通枠とは、「1996年に欧州評議会によって設けられた、言語の評価と教育のための基準」のことを指します。詳細については、以下のサイトが詳しいです。Eurolingualホームページ

ただ単に「1460時間勉強しました」と伝えるより、「熟達した言語使用者の総学習時間は1000~1200時間以上と公的ガイドラインによって定められており、私はそれを越える1460時間を勉強しました」と伝える方が、数字の意味合いが違ってきますよね。

このように、具体的な数字と公的な指標を併記することで、より説得力のあるアピールをすること出来るようになります。

今回のような例に挙げたような「公的機関が定めたガイドライン」に加えて、「資格」も公的な指標の一つです。

ガイドラインもしかり、資格もしかり、それらの指標で定められていることは、実際のフランス語運用能力とは異なる場合も多々あります。

ですが、「フランス語での業務経験が無い」ということであれば、やっぱりあなたのフランス語能力を客観的に証明してくれる指標が欲しいところ。

というわけで、「客観的証明を取得する」という意味で、資格取得を目指すこと必要な作業だと思います。

参考までに、フランス語の公的資格は下記の通りです。

フランス語の公的資格一覧
実用フランス語技能検定試験
DELF/DALF
TCF
TEF

ちなみに、僕はDELF B2という資格を持っています。
DELF B2の詳細はこんな感じです。

DELF B2レベルでは、使用者はさらに自立の度合いを増し、自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。

出典:日本フランス語試験管理センター DELF B2とは?より抜粋

上記に記載はありませんが、実用フランス語検定においては、準一級に相当する資格です。

初めてフランス語で仕事をした時は、ビジネス上での独特の言い回しが分からなかったりして苦労しましたが、今ではほとんど問題無くフランス語で仕事をすることが出来ています。

なので、資格取得を目指すのであれば、DELF B2か実用フランス語検定準一級を目指すことをオススメします。
※管理人はTCFとTEFを受験したことがないため、これらの資格については申し訳ありませんが、ちょっとよく分かりません。ですが、TCFだとレベル4(400~499点)、TEFだとレベル4(541~698)が、それぞれDELF B2に値するようです。(参照:日仏文化協会 フランス語のレベルについて

あとがき

今回は「数字と公的指標を用いて、あなたのフランス語能力を、説得力を持って相手に伝える方法」についてお話しをさせて頂きました。

上記でも述べたとおり、「ガイドライン」や「資格」というのは、あくまで目安でしかありません。

世の中には、「フランス語の持っていないけれど、実際話したらフランス語がペラペラ」なんて方はたくさんいらっしゃいます。

なので、矛盾するようですが、「資格に絶対的な信頼を置く」ということはあまりオススメしません。

ですが、「公的資格は、世間一般的に、その人の能力を客観的に証明する」というのは紛れもない事実です。

「フランス語の業務経験が無い」という状況においても、「私はフランス語を使って問題無く業務を遂行できます!」ということを伝えるために、ガイドラインや資格などの公的指標をうまく活用頂ければと思います。

À très bientôt
Kei

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