フランス語の仕事をするために留学って必須?~インプット・アウトプットがしっかりできれば必須ではありません~

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

社会人の方で、「将来フランス語を使って仕事がしたいけど、今更会社を辞めてフランス留学に行くのは、この先の事を考えるとちょっと不安」という方や、今大学生で、「奨学金を借りて大学に行っている。将来フランス語を使って仕事をするためにフランス留学をして語学力を鍛えたいけど、流石に留学にまで行くお金は工面できそうにない」などのお悩みをお持ちも方も、いらっしゃると思います。

そういう方々のために、現在大手日系インバウンド旅行会社で7年間フランス語を使って仕事をしている管理人が、「フランス語で仕事をするためには、フランス留学という経験は必須なのか否か」について、理由も含めてお話させていただきます。

ちなみに、最初に結論を述べると、答えは「否!」です。
フランス語で仕事をするに当たって、フランス留学は決して必須条件ではありません。

ということを、フランス留学経験がある管理人が言ってもいまいち説得力がないと思っていらっしゃる方のために、フランス留学無しでフランス語のお仕事をしている方を具体例として紹介しながら、これから丁寧に解説させて頂きます。

本題に入る前に、まず初めての方向けに以下に自己紹介をさせて下さい。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

それから、この記事を通じて、以下の事が分かります

この記事を通じて分かること
・フランス語の仕事をするために、フランス留学は必須ではない。
・必須では無いけど、フランス留学する人より頑張らないと行けない。
・フランス留学をしない場合、留学する人よりどんなことを頑張れば良いのか。

1. フランス留学経験は無しでフランス語ガイドの仕事をしている人がいます

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僕はフランス留学経験者でないにも関わらず、フランス語がペラッペラで、フランス語通訳案内士として活躍をされていらっしゃる方を二人知っています。

ちなみに、フランス語通訳案内士とは、平たく言うと「フランス語ガイド」のことです。「訪日外国人観光客に対して、外国語を用いて日本の歴史や文化を案内し、それらを通じてお金を収受すること」が、ガイドという仕事となります。

2018年1月より、法改正で誰でも「フランス語ガイド」として仕事することが出来るようになりましたが、昔は「○○語(○○には英語とかフランス語、ドイツ語などの特定の言語が入ります)通訳案内士」という国家資格を持っていないと、ガイドとして仕事することが出来ませんでした。

法改正がなされた後も、「通訳案内士」という国家資格は残っており、当該資格は「国によってガイドとしての十分な知識と能力を持っていることを証明された証」ということとなります。

フランス語通訳案内士は、日本の歴史や文化については勿論、相手の質問を聞いて、それを十分に理解した上で、相手に理解できるように日本独自の風習などを分かり安く且つフランス語で説明しないといけないため、とても高いフランス語力が必要となります。
※例えば、「お寺と神社の違いは?」とか、「なぜ鳥居は赤いの?」とか、「禅って何?」、はたまた「日本の電車は何故時刻通りに来るの?」などの日本語でも説明することが難しい問題に、フランス語で答えられないといけません。

こんな高いフランス語能力は、正直留学経験者でも身につけることは難しいと思います。現に、僕はフランス語で上記の超難易度の高い質問に答えることはできません。

では、そのお二人はどうしてフランス留学経験無しに、これほどまでに高いフランス語能力を身につけることが出来たのか。その答えは、圧倒的な量のインプットとアウトプットにあります。

この話に移る前に、まずはフランス留学が語学面の成長にどんな影響を与えるのか、一緒に見てみましょう。

2. フランス留学は強制的にインプットとアウトプットの機会を与えてくれる

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たまに「えっ?本当に留学してたの?」という人もいますが、基本的に留学を経験した人ってその国の言葉ができますよね。これは、何もフランス留学だけに限った事ではなく、イギリスとかドイツとかイタリアとか、基本的に留学経験者はその国の言葉に堪能です。

では、なぜ留学を経験するとその国の言葉ができるようになるのでしょうか?
それはズバリ!物凄い量のインプットとアウトプットを半ば強制的に繰り返すからになります。

「いやいや、それって一体どういうこと?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思うので、ちょっと詳しく見てみましょう。

外国語習得において一番重要なことは、とにかく学習(インプット)と実践(アウトプット)の双方を繰り返すことです。これはどちらか片方に偏りすぎても行けないし、双方を全くしないというのはもう論外です。

例えば、文法の勉強や読解の勉強だけを永遠と繰り返していても、実際に文章作成や会話をしないと、読めるばかりで一向に文章を書いたり、話せるようになったりはしませんよね。

逆もしかりで、いくら文章を書いたり、会話の実践経験を積みまくったとしても、一切文法や単語の学習をしなかった場合、いつまでも間違った文法と限られた語彙で会話をし続けることになってしまいます。

また、そもそも学習も実践もしなければ、恐らくその人の語学力は成長することが無いと思います。

そこでなのですが、留学した時の事を考えてみて下さい。

留学というのは、その国で生活をすることになります。それってつまり、嫌でも半ば強制的に四六時中その国言葉に触れ続ける状況です。

「いや、今日ちょっとフランス語の勉強とかだるいなぁ」と思っても、夕飯の買い出しに行こうものなら、スーパーのレジで「こんにちは!ご機嫌いかが?」と聞かれ、「カード支払いでお願いします」とか、「袋頂けませんか?」とかお願いをしなければならないなど、ほんの少しであっても、やはり半ば強制的にフランス語で会話をしなければなりません。

従って、留学を通じて、僕たちは自分の望む・望まないに限らず、半ば強制的にフランス語のインプットとアウトプットを繰り返さざるを得ない状況に置かれてしまうわけです。

そして、この「インプットとアウトプットを強制的であれ繰り返す」ということが、語学の成長において非常に効果的なんですね。

3. インプットとアウトプットがしっかりできれば、留学は必須じゃない

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留学によって生み出される半ば強制的にインプットとアウトプットを繰り返さざるを得ない状況が、語学力を向上させます。

ということは、留学をしなくても、しっかりと自分に負荷をかけてインプットとアウトプットを繰り返すことができれば、フランス語をレベルアップさせることができるということになりますよね。

実は、この記事の冒頭で述べた留学経験無しでフランス語通訳案内士と活躍されているお二人は、まさにインプットとアウトプットをとてもストイックに繰り返されていました。

例えば、「第五回フランス語のキャリアパス」にてご紹介させて頂いた村田龍介さんは、フランスのニュース番組を見ながらディクテーションをしたり、自らランゲージエクスチェンジ相手を探し、チャットや対面でのコミュニケーションを通して、フランス語のリスニング・ライティング・スピーキングを鍛えに鍛えまくられました。
※村田さんのフランス語の勉強方法は、後編に掲載されています。

その結果、例えフランス留学経験が無くとも、非常に高いフランス語能力をお持ちであり、フランス語通訳案内士からフランスのテレビ局の撮影コーディネート業など、フランス語が求められるあらゆる業務をこなすフリーランスとして大活躍されています。

村田さんがされた努力は、生半可な努力では無かったと思います。なので、正直なところ、全ての方がフランス留学無しに村田さんのフランス語レベルまで行き着くことは難しいでしょう。

例えば、僕はびびりなので、ランゲージエクスチェンジ相手を探すとか無理です。村田さんのように自分から相手を探し、その人とのコミュニケーションを通じてフランス語をレベルアップさせるなんてことは、きっとできません。

ただ、村田さんのように行動力があったり、一度決めた目標を貫けたり、そもそも「フランス語のためだったら、どんな辛いことでも頑張れる!」というマインドを持っていらっしゃる方。

あなたなら、きっとフランス留学無しでもかなりのレベルまでフランス語能力を高められると思います。

あとがき

今回の記事では、「フランス語の仕事に就くにために、フランス留学は必須ではない」ということついて、解説をさせて頂きました。

ポイントは、インプットとアウトプットです。

フランス留学をしていれば、半ば強制的に得られるフランス語のインプットとフランス語のアウトプット。

それを日本国内にいながら、どれだけ自分に言い訳せずに実行していけるかが鍵となります。

行動力や実行力があり、「フランス語のためなら、どんな辛いことでも頑張れる!」というマインドをお持ちの方なら、決してやれない事ではないと思います。

そういえば、僕も英語圏への留学経験はありませんが、英語の独学に加えて、イングリッシュビレッジという英語のスクールに通い、英語のアウトプットの機会を強制的に作り出すことで、仕事でも使える英語力を獲得することに成功しました。

アウトプットの機会は、各々の性格やリソース環境(持っている資金とか周囲にフランス人がいる・いないとか)に合せて、創出して行けば良い思います。

とにかく、出来ない理由を探すのではなく、何でも出来ることをコツコツとやっていくことが大切です。

大丈夫です!
あなたならきっとできます!

À très bientôt
Kei

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