【逃すな!】インバウンド回復期がフランス語人材の募集時期

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

緊急事態宣言によって訪日外国人観光客の入国が制限され、今月で6ヶ月が経とうとしています。世界的なコロナウイルスの蔓延により、弊社を含むインバウンド業界の企業の業績は軒並み壊滅的です。

インバウンド業界にとっては全く嬉しくない状況ですが、「フランス語の仕事に就きたい」と考えているフランコフォンの皆さんにとっては、ある意味チャンス到来かもしれません。

というのも、もう少し先になるとは思いますが、インバウンドの回復期はフランス語人材に関する求人が多く出ることが予想されるためです。

今回は、インバウンドの回復期とフランス語人材求人の関係性についてお話しさせて頂きます。

・初めての方向けに自己紹介

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

1. 生き残りをかけた人員解雇

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新型コロナウイルスによって壊滅的な被害を受けているインバウンド関係の旅行会社たち。様々な会社で働く友人や知り合い達から情報が入ってくるのですが、インバウンドに関する仕事をメインとする多くの旅行会社が、インバウンド回復期まで何とか生き残るために、必死の経費削減、具体的には人員の解雇を行っています。

人員解雇の規模は、会社によって様々です。派遣社員のみの削減で済んだところもあれば、正社員も含めて大量の社員を解雇せざるを得なかった会社もあります。

2. 回復期と同時にマンパワー不足到来

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フランスからの訪日観光客を取り扱う旅行会社は、大手から中小企業まで様々です。

この中で、小規模の人員削減で済んだ会社(主に大企業)は、インバウンド需要回復期も大幅に人員を増やすことなく、何とか乗り越えられると思います。ですが、大規模な解雇を行わざるを得なかった中小企業の旅行会社たちは、そうはいきません。

これらの中小企業は、現在は本当に限られた人員だけを残して、行政案件や銀行からの融資でなんとか会社として生き延びている状態です。インバウンド需要がどれだけ素早く回復していくかにもよりますが、恐らく今の人員では、これまで受注していた仕事をまわしていくのは難しいと思われます。
※企業名は敢えて明言しませんが、フランスからの訪日観光客をメイン顧客とする旅行会社の中には、全社員の90%を解雇するという大規模な人員整理を行った会社もあります。

つまり、折角のインバウンド需要が回復したと思ったら、今度はマンパワー不足という問題に苦しむことになる可能性が大いにあるのです。

3. インバウンド回復期=人員補充期

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これまで行っていた仕事をまわすことが出来なければ、当然その仕事を失うことになります。そして、一度他社に奪われてしまった案件というのは、中々取り返すことが出来ません。

そのため、現時点においてインバウンド需要回復後に十分に戦えるマンパワーがない企業は、可能な限り解雇前の人員数に戻すため、需要回復期に採用に力を入れてくることが予想されます。そして、採用活動において、フランスからの訪日観光客をメインで取り扱っている旅行会社は、当然フランス語を運用することが出来る人材を求めるはずです。

以上の理由から、インバウンド需要回復期というのは、大規模解雇をせざるを得なかった旅行会社にとっては、同時に大規模あるいは断続的な採用が必要な時期となることでしょう。そしてフランコフォンの皆さんにとっては、インバウンド需要回復期が、まさに「フランス語の仕事に就くチャンス」になると思います。

あとがき

実は過去にも、インバウンド需要が一度吹き飛び、大量の解雇が発生した後に、需要回復と共に大規模な採用が行われたことがあります。そう!2011年3月11日に発生した、東日本大震災の時です。

あの時は原発問題でインバウンド需要は一瞬にして消し飛び、それに伴って業績が悪化した旅行会社において大規模な人員の整理が行われました。中国や韓国などの東アジアの国々からの訪日旅行が徐々に回復し始めたことをきっかけに、ヨーロッパやアメリカからの需要も回復。それに呼応するかのように、失った人員を取り戻すための採用活動が行われたという事実があります。

あの時は東電から損害賠償金が支払われましたが、今回はそのような救済措置はなく、多くの企業が深刻なキャッシュ不足に陥っています。需要回復期の採用活動には、あまりお金はさけないでしょう。

そのため、今からめぼしい企業にコンタクトの上履歴書を送っておき、採用活動が始まった時に候補に入れてもらえるように、工夫する必要があるかもしれません。

À très bientôt,
Kei

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