お盆ってフランスにもあるの?

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

今年もお盆の季節がやってきましたね。
コロナ禍ということで、いつもと勝手の異なるお盆。

今年は敢えて帰省をされない方もいらっしゃると思います。
かくいう僕も、今年は敢えて帰省をしない予定です。

お盆はご先祖様の霊がこの世に帰ってくる時期です。
この期間はご先祖様たちをお迎えして、供養することが日本におけるお盆となります。

では、フランスにもお盆ってあるのでしょうか?
結論を先に述べると、実はフランスにもお盆があります。
正確には、お盆と同じ意味合いを持つ日があるという感じです。

・初めての方向けに自己紹介
ちなみに、僕は転職で現職(以下詳細)にありつき、日々フランス語と英語を使って仕事をしています。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

フランス版お盆:「諸聖人の日」と「死者の日」

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フランス版お盆は毎年11月1日の「諸聖人の日 Fête de tous les saints」と翌日11月2日の「死者の日 Défunts」となります。

「諸聖人の日」はカトリック協会の祝日の一つで、カトリック教会の全て(tous)の聖人(saint)と殉教者を記念する日となっています。

この祝日の歴史は古く、シャルルマーニュの時代(742~814年)には、既にこの日を「諸聖人の日」として記念していたという記録が残っているようです。

11月1日は「諸聖人の日」ということもあり、本来であれは聖人・殉教者をお祝いする日です。

そして、翌日の11月2日が「死者の日」。
この日は、亡くなった聖人及び殉教者ではないカトリック信者の魂のために祈りを捧げる日となっています。

カトリックにおいては、人が亡くなった後、罪の清めが必要な霊魂は煉獄での清めを受けないと天国に行くことができないと言われています。

しかし、生きている人間の祈りとミサによってこの清めの期間が短くなるという考え方があるため、元々「死者の日」は煉獄の死者のために祈る日とされていたそうです。

フランスにも11月1日にお墓参りに行く風習があります。本来の意味に基づくと11月2日にお墓参りに行くことが正しいのですが、実は11月2日は祝日ではありません。そのため、お墓参りに行く日は11月1日となっているそうな。

そのことから、今では「諸聖人の日」=「全ての亡くなった方々を想う日」という形で、人々の認識は変わっていっているのではないかと、僕のフランス人の友人が言っていました。

仏教とカトリックは信じている対象が異なりますが、亡くなった人々に想いを馳せる習慣があるなど、似ている部分もあることを、いつも「不思議だなぁ」と思います。

「比較文化」とか「宗教比較論」のような学問を勉強していたら、少しは謎も解けていたかもしれませんね。

À très bientôt,
Kei

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