フランス語学習は地道が上達の近道~ネイティブの言葉の習得に学ぶ~

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執筆日:2020年12月5日 リライト日:2021年2月25日

こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

少し前になるのですが、会社の同僚から「伊藤さん、最近フランス語を始めたんですけど、フランス語ってどうやったら上手くなるんですか?男性名詞・女性名詞とか動詞の活用とか、全然覚えられないんです」という相談を受けました。

正直、答えに困窮しました。
なぜかというと「地道にやっていくことが、上達の一番の近道だ」と思ったからです。

この記事では、「地道にやっていくことが、なぜフランス語上達の一番の近道だと思うのか」について、僕なりに考えを述べたいと思います。

・初めての方向けに自己紹介
ちなみに、僕は転職で現職(以下詳細)にありつき、日々フランス語と英語を使って仕事をしています。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

1. 子どもは突然言葉を覚えない

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言語学習の天才と言えば、子どもです。
子どもは乾いたスポンジの如く言葉を物凄いスピードで学習していきます。

ついこの間、「ママ」とか「パパ」とか単語を発しだしたと思ったら、「あっち!」とか「ブーブー」とか色々と覚えて行って、いつの間にか文章を話せるようになっていたります。

まるである日突然、ドラえもんの「暗記パン」でも食べたかのように一気に言葉を覚えているような印象を受けます。

ただ、実際は違うと僕は思っています。

一気に言葉を覚えている訳ではなく、新生児として生まれた時から、長い年月をかけて我々の会話やテレビ、周りから聞こえてくる音をずっと拾い続けて、その末にやっと単語を話せるようになる。

そのため、子どもでさえ、相手の言っていることを理解し、自らも単語や文章を発するようになるためには、相当な時間その言語にどっぷりと触れ続けなければならないと思います。

2. ネイティブフランコフォンでさえ、単語や活用は書きまくって覚える

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そもそもフランス語を母語とする人々でさえ、単語や活用は書きまくって覚えています。

僕のフランス人の友人に聞いた話ですが、フランスの小学校の国語の授業では、単語の綴りや動詞の活用をそりゃあもう書かせまくられたそうです。

「新しい単語が出てくる度に綴りを書き、その動詞の活用を書き、書いて書いて、本当に書いて覚えた」と言っていました。

そういえば、僕たち日本人も、小学校の時に平仮名を書いて覚えましたし、漢字も書いて覚えたと思います。

しかも漢字に至っては、配点こそ高くないものの、大学受験でも出題される始末。
もはや義務教育の範疇を超えて学習が必要となります。

つまり、ネイティブでさえ、その国の言葉を書いて覚えているんですね。
しかも、長い年月をかけて。

ですので、ネイティブでない人たちがその国の言葉を習得しようとしたら、それこそネイティブと同様あるいはそれ以上に長い年月をかける必要がある思います。

3.自分に合った勉強方はあるけど、近道はない

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誤解を避けるために触れておくと、皆さんそれぞれ自分に合った勉強方はあると思います。

例えば、「単語を書いて覚えるタイプの人」や、「書く+音読して覚えるタイプの人」。
あるいはひたすら「文法問題を解きまくって文法を覚える人」や、「文法問題を解く+文章を音読して覚える人」などです。

十把一絡げにして、「単語は絶対書いて覚えてないと行けない!書く行為に追加して音読はしてはならない!」とか、そういう変なルールはありません。

なので、それぞれが効率的に自分が覚えやすいように工夫しながら勉強することは大いにありますし、推奨されるべきだとも思います。

ただ、「○○という勉強方をすれば、全ての文法を学習するのに通常40時間かかるところが、1時間で済みます!」とか、「この教材を一回音読すれば、この教材に使われている単語は全て一発で覚えられます」とか、そういう魔法じみた方法・教材は、恐らくありません。

どんな学習方法をしていたとしても、ある程度まとまった時間を費やさないと、目標とするレベルには達成できないと思うんです。

というわけなので、「どうすればこの行程をすっ飛ばして一気に覚えられるか」とか、「短時間で上級者になる方法」とかを探すのではなく、寧ろ「如何にまとまった時間を無理なく勉強できる方法を発見するか」ということの方が重要なのではないかと思います。

あとがき

以上、僕が「やっぱり語学の勉強は地道にコツコツとやっていくことが、寧ろ一番の近道なんじゃないか」と考える理由です。

そして、「地道にコツコツとやっていくために、長く続けることを苦痛と思わなくなるような工夫が必要」なのではないかとも思います。

ちなみに僕は、そのための工夫として、毎日のルーティーンで行う事柄を極力少なくし、あんまり力を入れずに毎日続けられるようにしていました。

具体的には、以下の通りです。

管理人がルーティーンとしていたフランス語学習メニュー
1.文法:毎日『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』(著・清岡智比古 出版者・白水社)を1単元やる。
2. リスニング・スピーキング:NHK World News Frenchを毎日10~15分シャドウィングする。
3.読解・語彙:Le Mondeの記事を辞書を引きながら毎日1記事読む
※1 ①②はマスト。③は疲れていたり、帰宅後に時間が無いときはやらない。
※2 ①のリンクは改訂新版になります。

1と2は大体20~30分、3は30分~45分くらいかかっていたと思います。
なので、毎日最低でも20~30分はフランス語を勉強する時間を確保していた次第です。

皆さんの参考になったら嬉しいです。

À très bientôt,
Kei

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