こんにちは！
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭です。
フランス留学に行きたいのだけど、コロナ禍の今の時期に、本当にフランスに行っても大丈夫かな？
こんな悩みや不安を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんなあなたのための記事！
テーマはフランス留学！
現在フランスに留学されている大学生の方にインタビューさせて頂き、入国時や現地での日常生活の様子を伺いました！
今回の情報が、留学を検討中の方のご参考になれば幸いです。
本題に入る前に、初めての方向けに自己紹介。
- 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
- 大学生の頃にパリへの交換留学を経験（約1年間）。
- インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
- DELF B2（フランス語）・ TOEIC 825（英語）
- アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
- ｢フランス語の仕事に就きたい｣という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー
1. アンジェの交換留学生「ちゃんけい」さんへインタビュー
今回インタビューをさせて頂いたお方は、アンジェにある西部カトリック大学に留学されていらっしゃる「ちゃんけい」さんです。
とっても質の高いフランス語の授業を実施することで有名！
実は管理人も1か月間だけ夏季短期集中講座に参加したことがあります！
- ニックネーム：ちゃんけいさん
- 職業：大学生（現在3年生）
- 留学時期：2022年2月～2023年2月（1年間）の予定
- 滞在場所：アンジェ
- 留学先：西部カトリック大学
- 住まい：ホームステイ
- 興味：観光に関心有
2. フランス入国時の様子～特別な検査は何もなかった～
早速ちゃんけいさんにフランス入国時の様子について伺いました！
入国手続きはビックリするくらい呆気なく終わりました。
パスポート検査場では「何しに来たの？」・「どこに行くの？」・「どれくらいいるの？」と聞かれ、それぞれ「交換留学できました」・「アンジェです」・「1年います」と答えたところ、「いいよ！OK！」と言って、そのまま通過することが出来ました。
一切求められませんでした。
また、ワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書などの書類は一切見せることはありませんでした。
正直、日本から出国する時の方が厳しかったですね。
というわけで、たまたまの可能性もありますが、少なくともちゃんけいさんの時の入国審査はかなり緩かったようみたいです。
3. コロナ禍におけるフランス～生活をしていて特に不便は感じない～
続いて、コロナ禍におけるフランスの様子について伺いました。
特段外出制限などは無く、どこにでも行くことができます。
全く制限なく営業しています。
入店・入館時のワクチン接種証明書（Pass sanitaire）の提示もする必要がなくなりましたし、店内・館内では店員さん・職員さんを除いてみんなマスクを着用していないですね。
なんというか、「皆さんコロナ前の生活を送っている」という印象です。
今はもうほとんどの方がマスクをされていないですね。
私がフランスに到着した2022年2月の頃はまだマスク着用が義務付けられていて、大学内でも皆マスクを着用していました。
ただ、マクロン大統領が3月14日に発表した大規模緩和以降、病院や公共交通機関を覗いてマスクの着用は「推奨」になったので、もうみんなマスクは外して生活されています。
大学の先生も、全員マスクを着けていないです。
いえ。そういうわけではありません。
ワクチンを3回摂取しても、新型コロナウイルスにかかってしまう人はいらっしゃいます。
ただ、「ウイルスを封じ込む」というよりかは、「ウイルスと共存していく」という印象ですかね。
「どんなに気を付けても、もうかかる時はかかってしまうから、仕方がない」というふうに考えているような気がします。
フランス社会は「ウイルスとの共存」に舵を切っており、マスク着用などの義務もなく、飲食店や美術館等の営業制限もないようですね。
ちなみにちゃんけいさん曰く…
私のように「新型コロナウイルスに感染することをそこまで恐れていない人」は、全くストレスなくフランスで生活できると思います。
ただ、「感染するのが怖い」という方に関しては、今フランスに留学に来ることはあまりおすすめできないです。
「マスクで予防する」という概念があまり浸透してないため、日本よりも感染リスクは高いと思います。
4. 西部カトリック大学での留学生活について
折角なので、西部カトリック大学での留学生活についても伺いました！
ちなみに、ちゃんけいさんが通われている西部カトリック大学って、こんな大学です！
- 正式名称：Universite Catholique de l’Ouest（通称：UCO）
- 創立：1373年
- 学生数：約12,100人
- 都市：アンジェ(Angers)
- 住所：3 Place André Leroy, 49000 Angers
- 備考：大学付属の語学センター（設立：1947年）がある。（正式名称：Centre International D’études Françaises 通称：CIDEF）
- 特徴：フランス語を学ぶ外国人向けのフランス語講座を実施しているCIDEFは、講義・プログラムの質がとても高いと有名
現在は大学付属の語学センターであるCIDEFで、リスニングや文法、会話、仏作文の授業を受けています。
今の私のレベル（B1）だと、フランス語の授業の他にも現代社会や、芸術史、フランス史の授業を受講することが可能です。
レベルが上がれば、文学や政治学、哲学の授業も受けることができます。
まずはアンジェという町の治安の良さです。
アンジェに交換留学行かれた先輩から「アンジェは生活水準も高いし、治安もものすごく良い」というお話を伺ったので、「これなら安心して留学生活を送れそうだ」と思ってアンジェを選択しました。
また、私は観光業に関心があるのですが、こちらの大学であれば観光に関する授業も受けられるので、それも決めての一つでした。
ホームステイです。
私も含めて4名の留学生（アメリカ人2名、中国人1名、日本人である私1名）がこちらの家にお世話になっています。
たまたまCIDEFに来ていたフランス人と仲良くなれました。
外国人向けの語学センターに通っているので、インターナショナルな友達（アルジェリア・アメリカ・韓国人など）は比較的作りやすいですね。
逆に言うと、フランス人との出会いは中々ないです。
本当に偶然なんですが、大学1年生の時に「ランゲージイクスチェンジ」のパートナーとしてフランス人の学生さんと知り合いました。
彼はフランス国立東洋言語文化学院（通称：INALCO）の日本語学科の学生さんで、お互いに日本語・フランス語を教え合っていたのですが、彼に「フランス留学に行くんだよね」という話をしたところ、「じゃあ、フランスに来たら僕の家においでよ！」ということになり、結果的に彼のフランス人の友達をたくさん紹介してもらうことが出来ました。
特に意識してランゲージイクスチェンジをしていたわけではないのですが、結果的に留学でこの時に人間関係が生きてきましたね。
今に所、特に「これだ！」っていうものは無いですね。
ただ、ちょっと話はそれますけど、日本のお菓子（抹茶味のキットカットやポッキーなど）とかこっちの学生さんたちに配るとすごく喜ばれるので、最初の関係づくりのためにそういうプレゼント的なものを用意しても良いかもしれません。
本当に良かったです！
フランス国内を観光したり、美味しいものを食べたり、有名な美術館に行ったり、はたまたストライキを目撃したりなど、フランス文化に降られることって本当に貴重だし、幸せなことだと思っています。
今はコロナ禍ですから、「留学することが怖い」と思うなら、特に無理をする必要はないと思います。
ただ私は「ここでフランス留学に行かなかったら、きっと後悔するな」と思ったので、こういう時期ですけど、フランス留学をする決意をしました。
実は今まで、やりたいと思ったことをやらずに後悔することが結構多かったんです。
なので皆さんも、心の中に「フランス留学に行きたい！」という想いがあって、「ここで留学に行かなかったら後悔する」って気持ちが少しでもあるなら、とりあえずやった方が良いんじゃないかなって、個人的には思います。
ちゃんけいさんへのインタビューは以上となります。
ちゃんけいさんの仰っていた「迷ったらやった方が良い」という考えには、管理人も賛成です。
管理人はフランス留学に行って本当に人生が変わりましたし、留学に行ってなかったら今とは全く違う生活が待っていたと思います。
おそらく、留学に行ってなかったら今頃ものすごい後悔もしていたでしょう。
勿論現在の状況を考えると適当なことは言えませんが、それでも、ご自身の中に少しでも「フランスに留学に行きたい」という想いがあるなら、是非とも留学に行って欲しいなと思います。
À très bientôt
Kei
追伸
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