フランスのレストランで食事をする~入店・注文・会計時の必須マナーのご紹介~

エリソン君
エリソン君

Bonjour管理人さん!

実は僕の友達がフランス旅行を計画していて、旅行の際に現地で本場のフランス料理を食べることを楽しみにしているんだけど、フランスのレストランでのマナーが分からないから少し不安に思っているみたいなんだよね。

良かったら、フランスのレストランの入店の仕方とか、注文の仕方とか、守るべきマナーが手順やマナーがあるなら、教えてもらえないかな?

管理人
管理人

勿論だよエリソン君!

確かにフランスのレストランでは、日本みたく「すみませ~ん!」って店員さんを大声で呼んじゃいけないとか、独特のルールがあるからね。

今回のブログでフランスのレストランでの入店・注文・会計の基本的なマナーを全部紹介するから、この記事を読んでもらえれば、きっとフランスのレストランでも困らないはずだよ!

管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の37才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. フランス語学習歴は17年以上。
  4. インバウンド業界で9年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  5. 資格:DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  6. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  7. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー
  8. 記事寄稿歴:雑誌『ふらんす』2023年3月号

1. フランスの飲食店の種類

フランスのレストランでのマナーを紹介する前に、フランスには様々な形態の飲食店があるので、その中でも主なものを4つご紹介させて頂きます。

1-1. レストラン: Restaurant

フランスでレストランと言えば、「しっかりと食事をするお店」です。

フルコースのフランス料理を出すお店もあれば、「前菜・メイン・デザート」と気取らないカジュアルなコースを基本とするお店もあります。

1-2. ビストロ: Bistro

ビストロは日本でいう「居酒屋」のようなお店です。

テーブル同士の距離が近くて、ワイワイガヤガヤと言った雰囲気があります。

管理人
管理人

レストランのようにコースもあるし、アラカルトでも注文できるけど、「お値段も雰囲気もレストランよりお手軽なお店」と思っていれば大丈夫です!

1-3. ブラスリー: Brasserie

ブラスリーはビストロよりさらにカジュアルなお店。

日本で言うと「大衆居酒屋」に値します。

エリソン君
エリソン君

元々ブラスリーというのは「ビールの醸造所」を指していたみたい。

なので、「食事を食べるためのお店」というよりかは、「お酒を飲むためのお店(でも、つまみも食べたい)」と言う感じかな。

1-4. カフェ: Café

フランスと言えばカフェ!

カフェは日本とほぼ同じ感覚で使われていて、基本的には「コーヒーや軽食を楽しみにいくお店」です。

ただ、フランスのカフェはビールやワインなどのアルコールを提供してくれるところが多いため、日本のカフェとはその点で少し異なるかもしれませんね。

今回ご説明したのは4つの形態の大体のイメージです。

当然、ビストロよりもより高級感のあるブラスリーもありますし、カフェのようにとてもカジュアルなレストランもあります。

なので、「4つの形態のイメージは大体こんな感じだけど、それぞれのお店にまた固有の特徴がある」って思っていれば間違いありません。

2. 入店時の対応

それでは次に、フランスの飲食店に入店する際のマナーについてご紹介します。

2-1. 挨拶

まずは「挨拶」です。

日中であれば、Bonjour !

夜であれば、Bonsoir ! と、入店時に店員さんとアイコンタクトしながら挨拶するようにしましょう。

挨拶をせずに入店することは、フランスでは非常に悪いマナーとなります。

2-2. 人数を伝える

入店時に挨拶をすると、店員さんも「Bonjour !」、「Bonsoir !」と挨拶をしてくれます。

その後は、人数を伝えましょう。

例えば2名であれば、「On est deux.」と言えば、「2名です」という意味なります。

2-3. 座席の希望

人数を伝えると席に案内してくれますが、もし希望の席があれば、人数を伝える際に一緒に伝えましょう。

例えばテラス席が希望であれば、「On peut s’asseoir en terrasse ?」と言えば、「テラス席でも大丈夫ですか?」という意味になります。

もっと簡単に言いたい場合は、指を指しながら「on peut s’asseoir là-bas ?」と言えば、「あちらに座っても良いですか?」という意味になります。

2-4. 着席後

着席後は、既にメニューがテーブルに置いてあることもあれば、店員さんがメニューを運んできてくれます。

もしも一緒に食事をする人がフランス語話者でなく、英語の分かる方であれば、「Est-ce que vous avez une carte du menu en anglais ?(英語のメニューはありますか?)」と聞いてみましょう。

英語のメニューがあれば、店員さんが同様に持ってきてくれます。

メニューが無くても大声で呼ばないで!
後述しますが、フランスのお店では日本のように「すみません!」と店員さんを大きな声で呼ぶのは失礼に値します。
ですので、仮に案内されたテーブルにメニューが置いてなく、店員さんがいつまでもメニューを持ってきてくれる気配が無くても、「根気よく我慢」して、店員さんとアイコンタクトできるまで静かに耐えましょう(笑)

3. メニューの見方

着席して、「ほっ」と一息ついたら、今度はメニューを見て、早速料理を選んでいきましょう!

メニューは大きく分けると「コース」と「単品」の2種類に分けられます。

どちらの方法で注文するにせよ、下記の言葉を知っておくととても便利です。

3-1. コース(menu)

フランス語で「menu」とはコース料理のことを指します。

そしてフランスのコース料理と言えば、「前菜」・「メイン(主菜)」・「デザート」の3つです。

それぞれ順番にご紹介します。

3-1-1. 前菜 (Entrée)

前菜のことを「Entrée」と言います。

具体的には、サラダ、スープ、パテなどが当てはまります。

コース料理の場合、既に前菜が決まっていることもあれば、「複数ある前菜の中から、希望のものを選ぶ」というスタイルのコースもあります。

3-1-2. メイン (Plat principal)

前菜の次は、メインです。

メイン料理の多くは「肉」や「魚」の料理となっていますが、最近はベジタリアン対応のお店も増えてきたので、「野菜」を使ったメイン料理が含まれていることもあります。

3-1-3. デザート (Dessert)

最後に、忘れてはいけないデザートです!

アイスやクレームブリュレ、そしてクレープなど、お店によってデザートは様々です。

ちなみに、デザートの代わりにチーズを注文することが可能な場合も多いです。

3-1-4. コース料理のオーダーの仕方

コース料理をオーダーする場合は、「○○のメニューをお願いします。前菜は○○、メインは○○、デザートは○○でお願いします」という言い方で注文をします。

フランス語に直すとこんな感じです。

管理人
管理人

Je voudrais un menu du jour, s’il vous plaît.
Comme entrée, un/une 料理名, comme plat principal, un/une 料理名 et comme dessert, un/une 料理名, s’il vous plaît.

日本語訳

本日のコースをお願いします。
前菜は○○、メインは○○、そしてデザートは○○をお願いします。

3-2. 単品(à la carte)

単品での注文のことを「à la carte」と言います。

単品での注文の場合は、メインのみ注文しても良いですし、「前菜+メイン」、「メイン+デザート」あるいはコースのように「前菜+メイン+デザート」など、その時のお腹とお財布事情と相談しながら、好きな組み合わせで注文することができます。

場合よってはコースの方がお得
日本でもそうですが、コースは言わば「前菜+メイン+デザート」のセット注文ですので、単品で別々に注文するよりも、コースの方がお得である場合が多いです。
お店によっては「メインと前菜あるいはデザート」のコースもあるので、注文前に色々と吟味してみて下さいね!

3-3. 飲み物 (Boisson)

大抵の場合、飲み物はメニューの最後のページに載っているか、あるいは飲み物だけのメニューがあったりします。

本場フランスのワインから、ビールやカクテル、ソフトドリンクは勿論のこと、最近は「スマートドリンク」という形で、「ノンアルコールドリンク」も提供されているようです。

人前で酔っぱらうのは恥ずかしいこと
日本も例外ではないですが、フランスでは「人前で酔っぱらい、大声で話しだしたり、座席で眠ってしまったりすること」は、とてもはしたないことと認識されています。
そもそも、フランスはスリや犯罪が日本より圧倒的に多いので、酔っぱらってしまうと危険です。
憧れのフランスで羽目を外したくなる気持ちも分かりますが、日本以上に「節度を保って」お酒を楽しむようにしましょう。

4. 注文時の注意事項

メニューに一通り目を通し、食べたいもの決まったら、いよいよ注文です!

ただ、この時に少し注意が必要。

フランスのレストランでの注文方法は日本のそれとは少し異なります。

4-1. 大声で呼ぶのはNG!

実はフランスのレストランでは日本のように「すみませ〜ん!」と店員さんを大声で呼ぶのはマナー違反とされています。

なので、「良し!注文するぞ!」と決意したとしても、少し我慢が必要です。

4-2. 店員さんと目が合った時にアイコンタクト

「店員さんを呼んじゃいけないなら、一体全体どうやって注文すれば良いの?」という疑問が浮かんだそこのあなた!

「仰る通り!!」と言いたいところなのですが、フランスには独特のマナーがあります。

それはズバリ!アイコンタクト!

店員さんと目が合うまでひたすらに目配せし、目が合った瞬間に「あの〜、注文お願い出来ますか?」と言わんばかりのアイコンタクトを送る必要があります。

4-2-1. 軽く手を上げるとスマート

アイコンタクトだけでもいいのですが、店員さんと目が合った時に口パクくらいの小さな声で「S’il vous plaît」と言いながら、一緒に小さく手を上げると、とてもスマートです!

4-2-2. 近くにいるなら静かに声がけも可!

もしも店員さんが、自分たちのテーブルの隣を通るなら、店員さんと自分たちにしか聞こえないくらいの声で、「S’il vout plaît」と声をかけることも可能です。

管理人
管理人

あくまで「店員さんと自分たちにしか聞こえないボリューム」というのがポイントです!

後は、「料理を急いで運んでいる店員さんを呼び止める」というよりかは、「料理を運び終わって、リラックスしている店員さんを呼ぶ」こともポイント。

嘘のような本当の話
「いやいや、注文するまでにここまでするの?」と感じると思いますが、これが嘘でも冗談でもなく本当です。
管理人が仲良くしている日本在住のフランス人の友人が、管理人の言うことを大絶賛!
「フランスって本当に注文するの大変なんだよ!その点、日本は楽だよね!」とめちゃくちゃ共感してくれました。
いやはや、「フランス恐るべし!」ですね!

5. 会計時の対応

まさにタイミングとの戦いとなる注文を終え、運ばれて来た料理とドリンクを堪能したら、いよいよお会計です。

と言うわけで、最後にお会計の仕方についてお話させて頂きます。

5-1. 合言葉は L’addition s’il vous plaît !

まずフランス語で「お会計お願いします」とは、l’addition s’il vous plaîtラディション スィルブプレ と言います。

料理を食べて終えて、お連れの方とおしゃべりしながら本場のフランス料理の余韻に浸っていると、店員さんがお皿を下げてくれたり、「デザートはどうします?」と聞いてきてくれます。

その時に、Non, merci. L’addition s’il vous plaît ?と言えたら、こっちのものです。

店員さんが合計金額の書かれたレシートをテーブルまで持ってきてくれます。

管理人
管理人

ちなみに、万が一店員さんがお皿を下げに来たり、追加注文の有無を聞きに来てくれない場合は、地獄のアイコンタクトの再来です(笑)

5-2. 支払いはテーブルで

フランスのレストランでは、基本的にテーブルチェックとなります。

現金で支払いたい場合は、テーブルに現金を置いておきましょう。

カードで支払いたい場合は、「Par la carte, s’il vous plaît ?」と言えばOKです!

5-3. チップを渡すならテーブルに

フランスではチップは義務付けられていませんが、万が一「今日は本当に良いサービスを受けた!是非ともチップを払いたい!」と思ったら、テーブルの上に会計の5〜10%ほどの現金を置いていくと、とてもスマート!

管理人
管理人

ただ、大抵のフランスのレストランが「サービス料」を取っているので、チップは基本的に不要です。

決して無理して支払う必要はなく、本当に良いサービスを受けた時に、お店の方々を称賛する意味を込めてチップを渡すくらいの感覚で大丈夫です!

まとめ

今回のブログでは以下のことについてご紹介しました。

1. フランスの飲食店の種類
2. 入店時の対応
3. メニューの見方
4. 注文時の注意事項
5. 会計時の対応

今回ご紹介したことを押さえてもらえれば、とりあえずフランスのレストランでの飲食は問題無し!

フランスの素敵なレストランで、是非とも楽しいひと時を過ごしてくださいね!

À très bientôt
Kei

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