【これだけ読めばOK!】フランス語の類義語解説~partirとsortirの違いを理解する~

PartirとSortir ニュアンスの違いを徹底解説
エリソン君
エリソン君

こんにちは管理人さん!

フランス語にはPartirパルティールSortirソルティールって単語があるじゃない。

どちらも「出発する」って意味だと思うんだけど、この二つの単語ってどう違うの?

ニュアンスの違いとかってあるのかな?

管理人
管理人

良い質問だねエリソン君!

PartirとSortirは確かに意味も活用も似ているから区別がしにくいのだけど、実はニュアンスがかなり異なる単語になっているよ。

じゃあ今日は、PartirとSortirの活用や意味を比較しながら、両者のニュアンスの違いを見て行こう!

最初に結論をお伝えすると、PartirとSortirには以下のニュアンスの違いがあります。

PartirとSortirのニュアンスの違い

  • Partirは「ある地点に向かって行く」というニュアンスがある
  • Sortirは「ある地点の中から外に出てくる」というニュアンスがある
管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の37才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. フランス語学習歴は17年以上。
  4. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  5. 資格:DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  6. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  7. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

1. Partirの活用

まず最初に、Partirの代表的な時制・用法の活用を確認しましょう。

Partirはフランス語の動詞の中で、「ir動詞(所謂「第2群規則動詞)」に分類されます。

1-1. 原形

原形=Partir

1-2. 過去分詞

過去分詞形=Parti(s)(e)(es)

1-3. 現在形

Je parsNous partons
Tu parsVous partez
Il part
Elle part
On part
Ils partent
Elles partent

1-4. 半過去

Je partaisNous partions
Tu partaisVous partiez
Il partait
Elle partait
On partait
Ils partaient
Elles partaient

1-5. 単純未来

Je partiraiNous partirons
Tu partirasVous partirez
Il partira
Elle partira
On partira
Ils partiront
Elles partiront

1-6. 条件法現在

Je partiraisNous partirions
Tu partiraisVous partiriez
Il partirait
Elle partirait
On partirait
Ils partiraient
Elles partiraient

1-7. 接続法現在

Je parteNous partions
Tu partesVous partiez
Il parte
Elle parte
On parte
Ils partent
Elles partent

1-8. 命令形

Pars
Partons
Partez

1-9. ジェロンディフ

ジェロンディフ:en partant

2. Sortirの活用

次にSortirの代表的な時制・用法の活用を見て行きましょう。

Sortirも、partir同様に「ir動詞(所謂「第2群規則動詞)」に分類されます。

エリソン君
エリソン君

活用はPartirと同じになるよ!

2-1. 原形

原形=Sortir

2-2. 過去分詞

過去分詞形=Sorti(s)(e)(es)

2-3. 現在形

Je sorsNous sortons
Tu sorsVous sortez
Il sort
Elle sort
On sort
Ils sortent
Elles sortent

2-4. 半過去

Je sortaisNous sortions
Tu sortaisVous sortiez
Il sortait
Elle sortait
On sortait
Ils sortaient
Elles sortaient

2-5. 単純未来

Je sortiraiNous sortirons
Tu sortirasVous sortirez
Il sortira
Elle sortira
On sortira
Ils sortiront
Elles sortiront

2-6. 条件法現在

Je sortiraisNous sortirions
Tu sortiraisVous sortiriez
Il sortirait
Elle sortirait
On sortirait
Ils sortiraient
Elles sortiraient

2-7. 接続法現在

Je sorteNous sortions
Tu sortesVous sortiez
Il sorte
Elle sorte
On sorte
Ils sortent
Elles sortent

2-8. 命令形

Sors
Sortons
Sortez

2-9. ジェロンディフ

ジェロンディフ:en sortant

3. PartirとSortirの違い

ここでは、PartirとSortirの違いについてご紹介します。

管理人
管理人

どちらも「出発する」とか「行く」という意味だと思われそうですが、実は結構ニュアンスに違いがあります!

ニュアンスの違いを確認した後で、それぞれの単語の意味も確認してみましょう。

より違いが明確に分かると思います!

3-1. Partirは「ある地点に向かって行く」というニュアンスがある

Partirには「ある地点からある地点へ向かっていく」というニュアンスがあります。

つまり、出発地点よりもある目的に向かう」ことに主眼を置いている単語となります。

3-2. Sortirは「ある地点の中から外に出てくる」というニュアンスがある

Sortirには「ある地点の中から外に向かって出てくる」というニュアンスがあります。

つまり、ある目的地に向かうということよりも
「出発地点から出ること」に主眼を置いている単語となります。

4.Partirの意味

3章でPartirとSortirのそれぞれのニュアンスを違いを確認しました。

この章からは、両単語の意味を詳しく確認していきましょう。

4-1. Partirは自動詞

Partirは自動詞となります。

自動詞とは
自動詞とは、「自分だけで意味が成り立つ動詞」であり、「目的語を取らない動詞」です。
より簡単に言うと、「S+Vだけで文章が成り立つ」動詞となります。

自動詞の例
・『私は出発する(S:私は+V:出発する(自動詞)だけで意味が成り立つ)』

他動詞の例
・『私は答案用紙を提出する』(S:私は+目的語:答案用紙+V:~を提出する)』と言う形で、文章を成立させるために目的語が必要となる。

管理人
管理人

大切なことなので、ここはしっかり押さえておきましょう!

4-2. 出発する(自動詞)

例文

  • Jeジュ parsパ-ル pourプール la France.フランス
    私はフランスへ出発する。
  • Ilイル partパール lundiランディ prochainプロシャン.
    彼は次の月曜日に出発する。

4-3. 始まる(自動詞)

例文

  • C’est partiパルティ !
    開始!

4-4. 飛び出す(自動詞)

例文

  • Le bouchonブション duデュ vinヴァン est partiパルティ au plafondプラフォン.
    ワインの栓が天井まで飛んだ

5. Sortirの意味

この章ではSortirの意味と用法を確認します。

5-1. Sortirは自動詞と他動詞

Sortirには自動詞と他動詞の両方を用法があります。

5-2. 出る(自動詞)

例文

  • Jeジュ sorsソール duデュ lit.
    私はベッドから出る。
  • Tuテュ sorsソール deドゥ chezシェ toiトゥワ.
    君は家から出る。
管理人
管理人

この意味で用いられる時は、基本的には「〜から」に値する前置詞deとセットです。

5-3. 外出する(自動詞)

例文

  • Ilsイル sortentソルトゥ enアン voitureヴォワチュール.
    彼らは車で外出する。

5-4 . ~を離れる(自動詞)

例文

  • Onオン sortソール deドゥ tableターブル.
    我々はテーブルから離れる。

5-5. ~の出身である(自動詞)

例文

  • On estオネ sortiソルティ deドゥ l’Universitéリュニヴェルシテ Hoseiオーセイ.
    我々は法政大学の出身です(法政大学を卒業しました)

5-6. ~を外へ連れ出す(他動詞)

例文

  • Elleエル sortソールses enfantsセザンファン au parcパルク.
    彼女は子どもたちを公園に連れ出す。

他動詞の場合は「~を』に値する目的語が必要となります。
上記の例文で言うと「子どもたち」が目的語に値します。

管理人
管理人

ちなみに、フランス語で目的語のことをLe complémentコンプレモン d’objetドブジェと言います。
さらに、目的語の中には『直接目的語(Le complémentコンプレモン d’objetドブジ directディレクト):~を』と『間接目的語(Le complémentコンプレモン d’objetドブジ indirectアンディレクト):~に』があります。
今回の例文の「子どもたちを」は直接目的語となります。

まとめ:PartirとSortirは似ているようで実は異なる

今回の記事では、以下のことを見てきました。

  1. Partirの活用
  2. Sortirの活用
  3. PartirとSortirのニュアンスの違い
  4. Partirの意味
  5. Sortirの意味

このブログを通じて、PartirとSortirは一見意味が似ている居るものの、ニュアンスが異なるということが理解できたと思います。

つまりこれは、「ネイティブの言葉のニュアンスを覚えた」ということであり、双方の単語をより正確な場面で使いこなせるようになったということです。

なによりも、単語のニュアンスを理解したことで、その単語の意味を想像しやすくなったと思います。

今回の記事の中ではご紹介しなかった単語の意味がありますが、ニュアンスを理解して皆さんであれば、おそらく言葉の文脈の中で「この一文はどういう意味なのか」が想像できるようになったことでしょう。

こんな形で、また「意味が似ているけど、実はニュアンスが異なる」という単語を見つけたら、また記事を書いてみようと思います。

皆さんに中に、「実はこの2つの単語のニュアンスの違いが分からないので、教えて欲しい」というのもであれば、お気軽にお問合せフォーム・メールアドレス・コメントから管理人宛にメッセージを頂ければ幸いです。

メール・コメント・記事と言う形で、皆さんの疑問に答えられたら幸いです!

À très bientôt
Kei

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