「英語必須・フランス語尚可」の仕事に就く~在日フランス商工会議所の人材バンクに登録しよう!

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭です。

あなたが今フランス語を使う仕事を探しているとして、フランス語人材を求めている企業にあなたの情報が自動的に共有されるサービスがあるとしたら、興味深くないですか?

今日はそんなサービスを展開する、在日フランス商工会議所の人材バンクについてご紹介させて頂きます。

初めての人向けに自己紹介

管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  4. DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  5. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  6. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

1. 在日フランス商工会議所とは

在日フランス商工会議所(Chambres de Commerce et d’Industrie France Japon)の創設は今から遡ること100年以上前となる1918年。日本で最初のヨーロッパ諸国の商工会議所であり、会員数は2019年時点で600社以上。日本に進出しているほぼ全てのフランス企業だけでなく、フランスと結びつきのある日本企業やこれからフランスとの関係の構築や強化を希望する日本企業も入会しています。
※「会員企業のうち約60%がフランス系企業、約30%が日系企業、約10%がその他外資系企業(ホームページより抜粋)」とのこと。

在日フランス商工会議所のホームページ
https://www.ccifj.or.jp/ja.html

2. 人材紹介サービスを展開

氏名、学歴、職歴、スキル、自己PR等の必要情報を求職者データベースに登録することにより、商工会議所の人材開発部が会員企業や求人広告掲載企業に求職者の情報を紹介。求職者と企業の希望がマッチすれば、面談の設定までしれくれる人材紹介サービスです。
※あくまで日本国内での事業における求人となりますので、日本以外の国での仕事の紹介はありません。


データベースに登録することで、ウェブ上に掲載されている求人に応募することも可能となるため、マッチングを待つだけでなく、自分からアクションを起こすこともできます。

こちらの人材紹介サービスは中途採用者が対象となっており、残念ながら新卒採用は対象外です。「多くの場合、フランス企業の日本オフィスは中小規模で、毎年新卒を採用し育成に時間をかけることが難しく、基本的には実務経験があり即戦力となる人材を求めている(ホーム-ページより抜粋)」ことがその主な理由となっています。

3. 求められる人物像

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求人企業はどのような人材を求めているのでしょうか?商工会議所のホームページに求められる人材に関する言及がありましたので、ご紹介します。

求人企業の多くは、日本語がネイティブレベルで英語がビジネスレベルの人材を求めています。ほとんどの場合、フランス語は必須ではありませんが、できる場合はプラスになることもあります。3~10年の専門的な実務経験(経理、IT、研究開発、営業、マーケティング、広報等)、もしくは業界の知識があることが望ましく、採用に繋がりやすくなります。

~中略~

フランス語が話せることは歓迎されますが、フランス語が必須の仕事はまれで、一部の求人を除いてフランス語のレベルが選考の決定要因になることはほとんどありません。一般的にビジネスの共通語は英語で、在日フランス企業でも社内のコミュニケーションは日本語と英語が中心です。

引用元:在日フランス商工会議所 「よくある質問」より抜粋

なるほど。フランス語よりもどうやら英語能力が必要となるようです。また、実務経験の知識や業界知識があると、採用につながりやすくなるようですね。

実務経験や業界知識はともかく、なぜフランス企業なのに英語でのコミュニケーションが求められるのか?事情はそれぞれの業界・企業によって異なると思いますが、以下の記事が一定程度理由を説明していると思います。


上記の記事の「海外の顧客」を「自社の日本以外の支店・支部」と置き換えて頂くと、よりイメージが湧くかも知れません。

あとがき

在日フランス商工会議所における求人においては、業務遂行はどうやらフランス語ではなく英語と日本語が中心になるようですが、しかしながら、「フランス語が話せることが歓迎されること」も事実です。

フランス系の企業に勤める事が出来れば、社内にもフランス人スタッフがいることが予想されます。例え仕事での言葉が英語であったとしても、ちょっとした雑談やプライベートでは、そのスタッフもフランス語でコミュニケーションを取ってもらえた方が嬉しいでしょう。そのように考えるとフランス語を使うチャンスはいくらでも転がっていると思います。

また、「確かに入社当初は英語を使う仕事を担当していたけれど、フランス語が出来ることを会社が評価してくれて、英語よりもフランス語をメインで使用する部署に異動させてくれた」ということもあるかも知れません。

いずれにせよ、現在フランス語を全く使わないお仕事をされていらっしゃるならば、フランス系企業やフランスと関わりのある企業に入社するということは、あなたの夢に一歩近づくということだと思います。

「将来、フランス語を使う仕事に就きたい」という想いをお持ちなら、上記の人材サービスは登録しない理由がありません。是非ともデータベース登録をして、チャンスを広げましょう!

À très bientôt
Kei







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