グローバル企業でフランス語の仕事に就く~フランス語人材もTOEIC800点以上の英語力が必要~

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こんにちは!

フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

フランス語の仕事に就くための1つの選択肢として、フランスを含む様々な国々と取引をしているグローバル企業に就職する方法があると思います。

管理人
管理人

グローバル企業において、「フランス担当」になることが出来れば、フランス語を使って仕事をすることができますもんね!

しかしながら、

もしグローバルグローバル企業でフランス語人材として活躍したいなら、
たとえフランス語人材と言えどもTOEIC800点越えの英語力必要!

だと管理人は考えています。

というわけで、今回は「なぜグローバル企業では、フランス語人材と言えども英語力も必要なのか」ということについて、僕の勤務するインバウンド業界の会社(一応グローバル企業)を例に出しながら、お話をさせて頂きます

初めての方向けに自己紹介。

管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  4. DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  5. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  6. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

この記事は、以下の方に向けて書いています。

この記事の主な対象
・将来グローバル企業でフランス語人材として活躍したい人。
・グローバル企業にフランス語人材として入社したいけど、英語は苦手な人。
・フランス語人材にとってなぜ英語の必要なのか分からず、英語を勉強をする気にならない人。

1. 海外営業の基本言語は英語

僕の会社自体はオフィスは日本にしかありませんが、グループの資本が入ったグループ会社・関連会社は、全世界に広がっています。

なので、所謂「グローバル企業である」といっても良いと思います。

僕の会社は社員数は約400人。

営業会社と言うことも有り、その内の半分以上が海外営業職に従事しています。

なので、数にすると凡そ200人以上。

その200人の中で、フランス語を使って仕事をしているのは、
僕を含めて二人だけです。

仮に営業社員数を少なめに見積もって200人としても、
フランス語を使って仕事をしているのは2/200で僅か1%しかいません。

一部、中南米を含むスペイン語圏と中国語圏は、それぞれスペイン語・ポルトガル語・中国語で仕事をしていますが、それを考慮しても、約90%の営業社員は、基本的には英語で仕事をしています

管理人
管理人

業種や企業文化にもよるとは思いますが、世の中のグローバル企業って、こんな感じで基本的には英語が主流になっていると思います。

2. 英語ができない社員は大半の仕事にかかわることができない

これはあくまで僕の会社の話になりますが、英語が出来ない社員は正直実務では戦力外扱いとなります。

つまり、英語が出来ないと、海外営業職として採用されることは難しいです。
※中途採用の場合は特に

  1. 大半のお客様とコミュニケーションが取れない。(営業行為が出来ない)
  2. 他の同僚の仕事を引き継げない(約90%の同僚が英語で仕事をしている)

2-1. 大半のお客様とコミュケーションが取れない

単純に比較は出来ませんが、約90%の営業社員が英語で仕事をしているということは、うちの会社の約90%の仕事において英語が求められると言うことです。

裏を返すと、

仮にフランス語人材として入社して、フランス語しか出来ないとすると、
他の仕事が全く出来ないことなります。

例えば、フランス以外にイギリスとか、ドイツとか、オランダとか、イタリアとか、そういった地域を担当することが出来なくなってしまいます。

フランスからの売り上げが抜群に良くて、フランスのお客様とだけ仕事をしていれば会社が安泰であれば話は別です。

でも、実際はそんなことはありません。

フランス以外の色々な国と取引をしないと十分な収入は上げられませんし、そもそも「フランスとだけ取引する=フランスが転んだら会社もアウト!」なので、とってもリスクが高いです。

管理人
管理人

こういう状況において、「フランス語しか出来ない」とすると、社員としては明らかに融通が利きませんよね。

2-2. 他の同僚の仕事を引き継げない

大抵の仕事には、業種毎に異なる繁忙期・閑散期があります。

さらにグローバル企業ともなれば、同じ会社であっても、担当する地域・国によって、繁忙期・閑散期は異なります。

フランス人インバウンド客が最も多いのは、4月と11月。
一方、イタリア人インバウンド客が最も多いのは、4月と7月です。
同じヨーロッパであっても、このように繁忙期は異なります。

上記で述べたとおり、全営業社員の約90%は英語で仕事をしています。

従って、フランス語しか出来ない状況だと、
フランスの閑散期に他の社員の仕事を手伝うことが出来ません。

また逆に、他の社員も、フランスの繁忙期にフランスの仕事を手伝うことが出来なくなってしまいます。

管理人
管理人

フランスのお客様も基本的には英語が出来ます。

なので、「皆さんによりスピーディに対応するために、○○の期間だけ他の社員に英語でフォローに入ってもらいます!」と言えば、大抵の場合受け入れてくれます。

フランスのお客様も、より早く回答をもらえた方が良いですからね。

3. TOEIC 800点の英語力を目指そう!

じゃあ、どれくらいの英語力があれば良いの

という疑問が湧きますよね。

管理人は、TOEIC 800点くらいの英語力があれば、
業務上はほとんど問題ないと考えています。

TOEIC 800~895点代は、神田外語学院によると以下のようになります。

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「一瞬でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説」(神田外語学院ホームページ)より(2021年2月23日閲覧)

僕はTOEIC 825点ですが、上記のレベルイメージで概ね合っていると思います。

メールの読解や文章作成は勿論。

会話においても、短文・長文を基本的に聞き取れますし、英語で料金交渉を行ったり、ホテルやレストランなどの施設の特徴を説明することも出来ます。

ただ、TOEICは重要な指標ではありますが、去れど資格に過ぎないという面もあります。

管理人
管理人

僕は確かにTOEIC 825点を持っていますが、それでも最初に英語で仕事をしたときは、相手の言っていることが聞き取れなかったり、言いたいことが伝えられなかったり、色々な苦労がありました。

なので、単純に「TOEIC のスコアが高い=英語で実務ができる」というわけではありません。
実際の実務を通じて、つまり場数を踏んで、仕事で使える英語力は身につくのだと思います。

ただ、「TOEICのスコアが高い=英語で実務ができる素養がある」というのは間違いないありません。

ですので、まずはTOEIC 800点代を目指して頂き、英語で実務を行うための基礎力を鍛えていきましょう。

あとがき:グローバル企業ではフランス語人材でも英語を無視できない!

今回は、「グローバル企業でフランス語人材として活躍するためには、顧客とのコミュニケーションの基本言語となっている英語力も身につける」ということについて、僕の勤めている会社を例に出しながらお話

「えー!?フランス語だけじゃなくて、英語もやらないと行けないの!?」と思われた方もいらっしゃると思います。

いや、そう思いますよね。

僕もそう思っていたので、最初の新卒の就活の時は、あまり英語に力を入れていませんでした。

管理人
管理人

確か、TOEICは600点代だった気がします。

そしたら、数々のグローバル企業の採用面接で「英語はできないの?」・「君、英語はあまり得意じゃないの?」と聞かれまくれ、最終的にどこにも採用されませんでした。

管理人
管理人

の場合、最終学歴が東京外国語大学大学院なので、「外大出身のくせに、コイツ英語も出来ないのか」と思われていたのかもしれません。

そもそも、僕は昔から英語が大嫌いで、大学生の時に「世界で英語に次ぐ公用語と言われているフランス語を勉強すれば、もう英語を勉強しなくても良いかも知れない」と思って、フランス語を始めたくらいでした。

そんな僕が、皆さんに「英語も勉強をしましょう」というのはとても皮肉ですが、でも本当に、今のグローバル企業では英語ができないとそもそも採用されることがほとんど難しい状況にあります。

その理由は、今回の記事でお話しをさせて頂いたとおりです。

フランコフォンの我々にとっては、まさしく「不都合な真実」ではありますが、これが現実なので仕方ありません。

もしグローバル企業でフランス語人材として活躍することを望むのであれば、大好きなフランス語を使って仕事をするための試練として、英語の壁も乗り越えましょう!

À très bientôt
Kei

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