こんにちは。
みのりです。
今回はフランスでの育児事情から少し離れて、私がフランスに住んで「さすが!」と感じたことをお届けしたいと思います。
記念すべき本シリーズ第1弾は、美食の国らしく「食」についてです!
本題に入る前に、最初に自己紹介をさせて下さい。
1. フランスはとにかくパンが美味しい!
これはもう、交換留学生時代に衝撃を受けました!
パン屋さんの数が多く、そしてだいたいどこのパン屋さんに入っても美味しいパンに出会えます。
バゲットなんかは1本1ユーロ程度!
なので、色々なお店で気軽に買って食べ比べができるのも良いところです。
雰囲気のよさそうなお店を見つけたらぜひ試してみてください。
年に一度の「バゲットコンクール」優勝店巡りなんかもおすすめです。
お気に入りのお店を見つけられたらQOLがめちゃめちゃ上がります。
これはフランス人にとってもそうなのか。
部屋探しをしている時に不動産エージェントに「この部屋の近くにあるパン屋さんはバゲットが美味しいですよ~」とメリットの一つとして挙げられたたことがあります。
2. 当たり前だけどフランスはケーキも美味しい!
シリル・リニャックやクリストフ・ミシャラク、モリヨシダなど多くの有名パティシエの路面店がパリにあるのは言わずもがな。
小さなブーランジェリー・パティスリーも美味しいお店はたくさんあります。
カラフルで美しく、見ているだけで幸せな気持ちになる美味しいケーキが並ぶパティスリーが街にたくさんあるのは、私のような甘いもの好きにはたまらないです!
パンも一緒に売っているお店は多いので、「バゲットを買いに行って、もし美味しそうなケーキが並んでいたらたまに試してみる!」というのもありだと思います。
私はエクレアとタルト系を頼んでみることが多かったです。
エクレアの美味しいお店は貴重です!
私のおすすめはこちら~↓
3. フランスではショコラティエから漂ってくる香りがたまらない
道を歩いていて、チョコレート屋さんの前を通るだけで甘い香りがしてきます。
チョコレート屋さんは基本的にケーキ屋さんとは別にお店を構えています。
La maison du chocolatなどのチェーン店もありますが、パリには有名ショコラティエのお店がたくさんあるのでぜひそちらに行ってみてほしいです!
日本人ショコラティエも活躍しています。
また、日本でも有名なサロンデュショコラは通常10月末~11月頭ごろに開催されています。
4. フランスは野菜が大きい!
ここからはフランスのスーパーで感じた「さすが!」です。
スーパーに行くと、並んでいる野菜の大きさにびっくりします。
きゅうり、ズッキーニ、パプリカ、ナスなんかは日本のレシピの「○個分」というのに全くあてはまらないことが多いので自分の中で勝手に換算しなければいけません(笑)
カラフルで大きなお野菜が並んでいる売り場は、見ているだけでとっても楽しいですよ。
ちなみに、野菜は量り売りのものも多くあります。
値札に、一個いくら、1キロいくらと表示があるのでそれで判断します。
5. フランスは果物が安い!
対して果物は、ほとんどのものが日本のものよりも小ぶりです。
しかし、注目すべきはその値段。
とにかく安い!
小さいから…とも思いますが、果物を買うハードルが低いことは確かです。
特に子どもがいる家庭にはうれしい環境ですね。
メロンすら安いので、メロンは夏の前菜の定番です。
頻繁に買ってたおかげで私はスーパーで美味しいメロンを嗅ぎ分ける能力を得ました(笑)
6. フランスには安くて美味しいワインがたくさん!
安いと言えばワインも!
種類も豊富ですし、何より本当に安い。
感覚的にはスーパーで一本5ユーロ(約650円)以上のものを買えば十分美味しく飲めますし、探せば生産年も意外とさかのぼれます。
ワイン専門店で選びたい!
頻繁に飲みたい!
という方は、NICOLASをお勧めします。
7. フランスは乳製品がとっても豊富!
いや~ヨーグルト、チーズ、バター、牛乳の棚の範囲の広いこと!
それぞれ種類がものすごく豊富なので、何を食べればいいのか最初は戸惑うかもしれません。
これも気になったものを少しずつ試していってお気に入りを見つけていくのが楽しいです。
バターに関しては、フランスのバターに慣れてしまった後、オーストラリアのバターを食べて風味の無さに衝撃を受けました。
それくらいフランスのバターは美味しいです!
スーパーで250g数百円のエシレバターが日本で2000円とかで売られているのに驚きました。
でも今では、「確かに、この美味しさをキープして日本まで運んでくることを考えると、それくらいの価値あるのかも…⁉」と思うようになりました。
8. フランスのマルシェは体験しなきゃ損!
スーパーでフランスの食材に慣れたら、ぜひ行ってほしいのがマルシェです。
スーパーよりも新鮮な食材が手に入りますし、活気があってとても楽しいです。
個包装されていないのでプラスチックごみも減らせます。
自分のタッパーやキャニスター、袋を持っていってもOK。
最初はフランス語でのやりとりに緊張しますが、食材名や数を覚えてしまえば大丈夫!
店員さんは大抵親切ですし、意外と何とかなります。
慣れればオススメの調理法などを聞いて新しい食材に挑戦することもできますよ!
さきほど乳製品の話をしましたが、チーズはマルシェで買った方が良いです。
試食をさせてもらえるので自分好みの味を見つけるには、実はこちらの方が近道です。
場所によって開いている曜日が決まっています。
平日でもやっているところはありますが、だいたい週末の方が開けているお店が多いので週末に行くのがおすすめです。
9. フランスにはおしゃれなカフェがいっぱい!
フランスといえば、やっぱりカフェですよね!
Les Deux MagotやCafé de Floreなどガイドブックに載っているような老舗有名カフェはもちろん!
町のいたるところにカフェを見つけることができます。
- ソファ席でゆっくりおしゃべりする
- テラス席でいいお天気と美味しいコーヒーを楽しむ
- カウンターで眠気覚ましのエスプレッソをサッと飲んでお店を出る…
などなど、カフェには色々な楽しみ方があります。
定番のフランス式カフェの他にも、サードウェーブコーヒーショップも多くあり、特に4区などのパリの中心地はもちろん!
10区、11区、20区付近にも雰囲気の良いお店が多いです。
10. フランスのレストランには実は色んな種類があります
普段使いからミシュラン星付きの高級店まで美味しいレストランがたくさんあるフランス!
ただ、ひとことでレストランと言っても、ビストロ、ブラッスリー、レストランと色んな種類があります。
ざっくりとした分類はこんな感じです。
ちなみに、少し味のある年季の入った個人経営の小さな居酒屋やカフェを「un boui-boui(ブイブイ)」と言います。
言語は文化と言う通り、やっぱり食事が美味しい国では飲食店の分類も細かく分かれているので、その分語彙が増えますね。
終わりに
さてさて、フランスの食に関するお話は以上となります。
いかがでしたでしょうか?
できるだけ簡潔にご紹介しようと思いましたが「美味しいからオススメしたい!」と思うものが多すぎて短く収まりませんでした(笑)
訪れた時も離れた時も、「食事が美味しい!」と感じさせるフランスは、やっぱり「さすが!」です。
それではまた次回!
みのり
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