夫はフランス人!みのりのフランス生活日記~結婚編~

こんにちは!みのりです。
夫はフランス人、第二回目となる今回は「結婚」についてお話しをさせて頂きます!

この記事を読むとわかること
1. フランスと日本、どちらから先に婚姻手続きをするべきか分かる
2. 婚姻に必要な書類が分かる
3. 必要書類の発行時間が分かる
4. 日本の戸籍がどうなるか分かる

と、その前に、初めての方向けに自己紹介だけさせて下さい。

・大阪出身の日本人女性
・とあるフランス人と和歌山で出会って、東京で結婚。
・渡仏したのち、息子と娘を出産。
・娘が生後二ヶ月の時に夫の仕事のためオーストラリアへ引っ越し
・現在メルボルンにて夫・3歳息子・1歳娘と生活

1. 最初の婚姻手続きは、その時住んでいる国がオススメ

私たちはふたりとも日本に住んでいた2015年に日本で結婚しました。

どちらの国で先に結婚するか…どうせすぐ後にフランスでの婚姻も成立させるし、大した違いがあるとはこの当時は思ってませんでした。

が、しかし、のちに婚姻時に日本法かフランス法かというのが思わぬところでちょっとだけ影響します。
※この話は今後また別の機会にお話します!

と言っても、二人とも日本で暮らしているのだから日本先行で婚姻成立させるのが一番スムーズ。

逆に二人がフランスに住んでいる場合はフランス先行で結婚するのがいいでしょう。

2. 婚姻に必要な書類

日本人同士が入籍する際にも戸籍謄本、身分証明書、印鑑などが必要となりますが、フランス人との婚姻にはこれに加えて「婚姻要件具備証明書」(いわゆる独身証明書。各地域の法務局で取得可能)を提出します。
なので、入籍しよう!と思ったら、まずこちらの準備。

フランスから取り寄せないといけない必要書類はフランス人側が申請しますが、日本人側で用意しなきゃいけない日本の書類ももちろんあります。

婚姻に必要な書類(日本人側で用意する物)
・パスポートのコピー
・戸籍謄本(アポスティーユ付き)※
・戸籍謄本(仏語訳されたもの)
・質問票(フランス大使館サイトからダウンロード)
※アポスティーユとは『「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のこと』を指します。(外務省ホームページ 公印確認・アポスティーユとは より抜粋)

というわけで、日本の本籍地での入籍であっても戸籍謄本が何枚も必要。

私の場合は本籍地が他県の祖母の実家からずっと変更されてなかったので(すごいな両親…私なら面倒くささが勝って速攻変えるわ)とりあえず戸籍謄本を必要な数より多めに取り寄せておきました。

尚、日本で婚姻する際にフランス人側で用意しなければなら内書類は、下記の在日フランス大使館のサイトで確認できます。

Mariage d’un(e) français(e) avec une personne de nationalité étrangère au Japon

3. 必要書類の発行には時間がかかるので、余裕を持って!

2人とも無事に書類を揃えて提出!
発行まで……はい、最低1か月!

「うんうん、わかってたよ、こういうのは長いって!仕方ないよね!…」と思ってたら、なんとこの期間中の数日間、在日フランス大使館の掲示板に「○○さんと××さんが結婚します」という告知が貼り出されるのだそうです。

それを見て「この人はもう△△さんと結婚している!重婚だ!」などの異議申し立てができるとか。

ちなみに、フランスの場合は住んでいる地域の市役所に貼り出されます。
フランスにいた時に実際貼りだされているのを見かけました。

面白いシステム。
個人情報丸出しね。

8月末のプロポーズ後すぐに動き出しましたが婚姻要件具備証明書が発行されたのは「え…マジで来なくない??」とちょっと心配になってきた10月半ばでした。

夫に連絡が来た翌日、ちょうど休みやすい日だったので午後休を取って二人そろって区役所へ。

「結婚記念日は2人でじっくり考えて決めましたぁ❤」とかそんな悠長なことは言ってられません。
できるときに即行動しなければ、何に時間がかかるかわからない。

あと、フランス側の法律では二人揃ってないと結婚できないので、一人だけで婚姻届提出はできません。
なので、婚姻届の提出は二人揃って行う必要があります。

また、さらに役所で結婚式をするのがフランスでは一般的なので、日本の一人で書類を届け出られるシステムを説明すると、「信じられない!どんなカップルよ!?」とドン引きされます。笑

4. とっても悩む「外国人との婚姻による氏の変更届」

さて、私の場合は提出書類がもうひとつ。
それは「外国人との婚姻による氏の変更届」。

国際結婚は夫婦別姓が基本です。

もーーーーーーーめっちゃ悩みました。

別姓のほうが楽。
格段に楽。

会社、銀行口座、クレジットカード、パスポート…何から何まで自分の手間になるだけ。
「私だけ負担なのは不公平だし、複合性(例:クルム伊達 公子さん)にして二人そろって変えようか」とも考えていました。

でもこれも時間がかかる。
(家庭裁判所に申し立てて出頭が必要)かかる手間を減らして、日本かフランスに住むなら夫婦別姓にしておくのがベターだと個人的には思います。

しかし、私たちは夫の仕事で日本・フランス以外の国に住む可能性があり、「他の国で暮らしたときに同姓にしておくとすぐに家族だとわかりやすいだろうな~」と思ったことが、名字を変更した大きな理由でした。

そして日本での結婚だったので変え易い方の私が変更。
実際一昨年からオーストラリアで暮らすことになり、この選択で悪くなかったかなと思っています。

5. やっと日本での婚姻届提出!でもこれがまた・・・

さあ、晴れて婚姻届提出です!
書類を全部渡すと、確認ができるまで時間がかかるとのことだったので一度外に出て近くのお店で昼食をとりました。

「うんうん、通常の手続きより時間かかるよね!なんか新人ぽい感じだったし余計ね!イレギュラーなやつの対応して彼女の勉強になるといいな!」

しばらくして区役所に戻り、ずっと待っているのですが一向に呼ばれる気配がありません。
明るかった外がどんどん暗くなっていきます。

忘れられているのでは…と不安になってきた頃、一度呼ばれて追記が必要な箇所に名前を書いたり訂正したりしました。
そしてまた引っ込む職員の方。
うむ、これはこちらの不手際だし、仕方ないな…うん。

5時です。
区役所なので正面の入り口が閉められます。
まだ呼ばれません。
ちらほらと職員の方々が退勤していきます…まだ呼ばれません。

6時です。
昼食から何も口にしてないのでお腹が減ってイライラしてきました。
区役所内の電気が所々消されて薄暗くなってきました。
でも…まだ…呼ばれません……。

空腹と疲れで実はもうこのあたりからあんまり記憶が無いのですが、多分7時までには受理された気がします。
約6時間区役所に滞在。

午後から行ったことを激しく後悔しました。

「1日休みが取れる日に朝から行けばよかったー!!」

フランスならある程度覚悟するけど、まさか日本の役所でこんなに時間がかかるとは…。
多分レアケースでしょうが。

でもこれで日本での入籍は完了!
めでたい!
疲れでげっそりしたけど!

6. フランスでの結婚報告も忘れずに

次はフランスへ結婚を報告します。
日本の役所から「婚姻記載事項証明書」がもらえるので、在日フランス大使館及び領事館でこれのアポスティーユを取得します。

さらに仏語訳も準備し、申請書と共にフランス大使館へ持ち込みました。

ここから約2ヶ月後、結婚証明書とLivret de familleを受領し、フランスでも婚姻成立となりました!
(届くまで正直ちょっと忘れてた)

7. 日本の戸籍は自分が筆頭者になります

ちなみに日本の戸籍ですが、筆頭者は自分になります。
配偶者の項目があり、そこに夫の情報が記載されます。

フランスといえばPACSですが、私が結婚を選んだ理由の一つが「外国人のパートナーが戸籍に記載される」でした。
PACSだとフランスでのみの手続きとなり、自分の家族の戸籍から抜けないので特になにも変更はありません。

私の場合これを避けましたが、同時にそれもまたメリット。
ここまで記した日本側の手続きが一切不要。
配偶者ビザも申請できます。

参考までに、以下に私の友人のPACS体験談をシェアさせて頂きますね。

みのりの友人のPACS体験談
2017年1月にパリ15区の裁判所に手続きに必要な書類を提出。
フランスに来てすぐだったのでビザ用に用意した仏語訳の出生証明書などが手元にあり、既にある書類で割とサクッと準備できました。

次回5月に証明書受取のランデヴーを取って数十分で手続きは終了。
その後5月までは何もせず、ひたすら待って再び裁判所へ出向き、簡単な説明を受けてPACS証明書を無事に受領!

正直手続きは結構簡単でした。5月にペラペラの証明書をもらった時は「このペラペラに5ヶ月かかるんだな~」と思ったくらいです。笑

ちなみに、最近ではもう方法が変わって提出先が裁判所ではなくなったようなので、最新の情報はservice-publique.fr在仏日本大使館のサイトを確認してください。

カップルによっていろいろな背景があり、その分様々なパターンがあるので、色んな日仏カップルの結婚・PACS事情を聞くのもおもしろいかもしれませんね!

みのり

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