フランス留学体験記~留学して本当に良かったと思うことベスト6~

こんにちは!

フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

管理人は大学生の頃にパリに約1年間の交換留学をしたことがあります。

管理人
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正確にはパリに10か月、パリから南西のアンジェという町に1ヵ月の合計11か月間です。

今でも事ある毎に思い出すくらい楽しくって仕方がない日々でした。

留学って本当に一生ものの経験であり、フランス留学で得られる物は大袈裟な話ではなく、その後の人生に生きてくる財産になると考えています。

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余計なお世話かもしれませんが、もしもフランス留学に行くかどうか迷っていらっしゃる方がいるなら、管理人としては是非とも行ってもらいたいです。

勿論、昨今の事情を鑑みると適当なことは言えませんが、留学を通じて学べることは本当に多いので、諦めないで欲しいなと思います。

というわけで、今回は「留学に迷っている人たちの背中を押す」という意味も込めて、管理人が「フランス留学を通じて得られたものベスト5」をご紹介させて頂きます!

本題に入る前に、初めての方向けに自己紹介

管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  4. DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  5. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  6. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

1. フランス留学に行ってよかったこと①~フランス語能力が上った~

フランス留学に行って良かったこと①
ー『フランス語能力が上がったこと』ー

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まず僕は、これに尽きますね。

留学前はフランス語での会話は日常会話もままならない状態でしたが、今では毎日フランス語で仕事ができるようになるくらいパワーアップしました!

当たり前のことですが、フランス留学に行けば、当然フランス語で日常生活を送ることとなります。

留学先の大学での授業がフランス語で進められることは勿論!

  • 電車やバスなどの公共交通機関のアナウンス
  • スーパーでの買い物
  • 友人との会話
  • 滞在許可証の申請などの行政的な手続き

などなど、全てがフランス語で行われます。

まさしく、フランス語漬けの日々です!

これって言ってみれば、強制的にフランス語のインプットとアウトプット繰り返すことになる状況です。

管理人
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なので、普通に生活をしているだけで、もう本当に否応なしでもフランス語能力が伸びていく環境に身を置くことができます。

この環境のおかげで、管理人のフランス語能力は飛躍的に伸びていきました!

ちなみに、管理人が思う一番フランス語会話の訓練になった場所はこちら!

2. フランス留学に行ってよかったこと②~フランス人の友人ができた~

フランス留学に行ってよかったこと②
ー『フランス人の友人ができたこと』ー

管理人はパリ第七大学(Université Paris 7)という大学に2008年9月~2009年7月まで留学をしていました。

この大学には日本語学科があり、この日本語学科のおかげでフランス人の友人がものすごく作りやすい環境にあったと思います。

というのも、この日本語学科に通うフランスの大学生の多くが、日本の文化やマンガなどのポップカルチャー、そして日本語に関心のある人たちです。

管理人
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早い話が、日本のファンですね!

大学で開催された留学生オリエンテーション後に、日本語学科の学生たちが独自で日本人留学生を対象に「歓迎パーティ」を開いてくれ、その場においては日本人の我々は引く手あまたの大人気!

あっという間に多くの友人ができました!
なんせ、そこにいるフランス人学生は皆日本のファンですからね!

最初は不安もあったフランス留学ですが、フランス人の友人が出来てからは、本当に毎日が楽しくなりました。

この時知り合ったフランス人の友人の中には、今もFacebookで連絡を取り合う人もいますし、出張でフランスに行く度に家に遊びに行くような関係の人もいます。

それから、日本で仕事をしていて、定期的に会ってバカ話をするような人も…。

こういう素晴らしい出会いが得られるのも、フランス留学の醍醐味だと思います!

管理人
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ちなみに、管理人が通っていたパリ第七大学はパリ第五大学に統合され、現在はパリ大学(Université de Paris)に名前が変わりました。

3. フランス留学に行ってよかったこと③~フランスの風習を知ることができた~

フランス留学に行ってよかったこと③
ー『フランスの風習を知ることができたこと』ー

留学先に日本語学科があったおかげで、多くのフランス人の友人に恵まれた管理人。

彼らと共に過ごすうちに、本当に色々なフランスの習慣を知ることが出来たことも、フランス留学に行って良かったことの一つです。

管理人
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「具体的にどんなことを知れたのか」というと、こんなことです。

  • フランス人はパーティに本当に遅れてやってくる
  • パーティに参加する際は食べ物か飲み物を買って持っていく
  • 自分の誕生日会は誰かに開いてもらうのではなく、自分で企画して友人を招待する

等など

「フランス人はパーティに遅れてやってくる」というのは、大学の授業で先生の話を聞いて知ってはいたのですが、心のどこかに「いやいや、本当かな…」という気持ちがありました。

でも、本当に遅れてくる様子を見て、「あっ!フランス人って本当に遅れてくるんだな~」と思ったのと同時に、「一歩外に出れば、自分たちの思っている常識なんて直ぐに変わるんだな」と、妙に納得したことを覚えています。

百聞は一見に如かず!
自分の狭い視野を広げてくる機会を与えてくれたのも、フランス留学でした。

4. フランス留学に行ってよかったこと④~フランス観光三昧~

フランス留学に行ってよかったこと④
ー『フランス観光三昧』ー

管理人の留学先は、華の都パリ。

管理人
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そりゃぁもう…最高でしたよ!

  • 授業終わりにセーヌ川を散歩
  • ふらふらっとオペラ駅で降りてあたりを散策
  • 凱旋門やエッフェル塔を堪能
  • マルシェで買い物
  • 小腹が減ったのでケバブ屋さんでケバブを頬張る

などなど、管理人にとっては毎日が観光のようなものでした。

とりわけ、
パリは美術館・博物館の宝庫!

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週末になっては美術館に繰り出し、目を養っておりました。

本当に毎週のように美術館に行っていたのですが、全部は到底周り切れませんでした!

あとは…

アルザス地方やノルマンディー地方出身の友人がいたので、彼らがバカンスの時期に帰省する際、一緒について行って、実家に泊めてもらう経験もしました。

フランス人の一般家庭に泊めてもらい、友人家族と食卓を囲むということだけでも貴重な体験なのに、「車を出してもらってフランスの地方の観光地をまわる」という、この上もなく素晴らしい体験もすることができました。

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ちなみに、僕はお金がなくて出来なかったのですが、同じ時期に留学していた日本人の友人達は、「せっかくヨーロッパにいるんだから!」ということで、イタリア・ドイツ・スペイン・スウェーデンなど、ヨーロッパ各国にバンバン旅行に行っていました。

日本から行くと直行便でも12時間かかる上に非常に高額となりますが、フランスから行けば飛行機で1~2時間程度。

格安航空を利用すれば、費用も日本からの行く場合の10分の1くらいで済みます。

フランス留学は、フランス国内は勿論のこと、ヨーロッパ全体を観光するにも持って来いです。

5. フランス留学に行ってよかったこと⑤~フランス人の勉強量が分かった~

フランス留学に行ってよかったこと⑤
ー『フランス人の勉強量が分かったこと』ー

フランス人の大学生は、日本人学生とは比べ物にならないくらいにきちんと勉強します。

というのも、きちんと勉強しないと卒業ができないくらい、授業の単位取得が難しいからです。

フランスの大学の単位認定試験は、Dissertation(ディセルタシオン)という小論文形式がほとんどです。

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このDissertationは日本の大学のA3サイズのプリント一枚とは違い、A3サイズのプリントで4枚も5枚も論述する試験となります。

もうこれくらいの量となると、付け焼き刃で知識をつけた程度では論述なんてできません。

日ごろからきちんと勉強をしていないと、単位認定試験はパスできないわけです。
なので、繰り返しますがフランス人大学生は本当に猛烈に勉強しています。

管理人
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管理人は、フランス留学中、なんとなく将来フランス語を使って仕事をすることをイメージしていました。

ただ、フランス人大学生より全然勉強をしてないと感じていた管理人は、「将来は会社に勤め出したら、フランス人学生達と一緒に仕事をする可能性がある。その時、僕はこんなに勉強をしている彼らに太刀打ちできるだろうか」と、大きな不安に駆られたことを覚えています。

ある時受けたこの大きな衝撃のおかげで、フランス留学中は勉学に励むことが出来ました。

それだけでなく、帰国後に大学院に通う決意をすることも出来ました。

フランス人学生の圧倒的な勉強量を知ることができたのは、その後の自分の成長のためにとても良い刺激となったと今は考えています。

6. フランス留学に行ってよかったこと⑥~英語の大切さを理解出来た~

フランス留学に行ってよかったこと⑥
ー『英語の大切さを理解できた』ー

フランスにはエラスムス制度というEU圏内の大学に6ヶ月間通い、単位互換をすることが出来るEU域内限定の留学制度のようなものがあります。

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EUの国々には航空機を利用すれば1~2時間程度で移動することが出来るので、多くのヨーロッパ諸国の大学生がこのエラスムス制度を利用してフランスに留学に来ています。

その時のヨーロッパからの留学生の英語力の高さと言ったら、半端じゃなかったです。
というか、基本的にエラスムス制度を利用してフランスに留学に来ている大学生達の中に、英語が出来ない人がいませんでした。

みんな、当たり前の様に英語が出来て、「英語+アルファ」という形で、フランスに留学に来ているという感じでした。

一方、管理人は英語がまるっきしダメだったことに加えて、フランス留学当初はフランス語すらままなりません。

管理人
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「他の皆は英語が当たり前に出来て、さらにフランス語まで勉強しているのに、自分ときたら、英語もフランス語もダメ。いったい、何やっているんだろう」と、あの時は本気で落ち込みました。

この経験があったおかげで、管理人は「英語=Global language」ということを身をもって知ることが出来ました。

また、留学先の大学で英語の授業も履修するなど、フランス留学中に英語の勉強にも励むことが出来ました。

当初は激しく落ち込みましたが、今思えば、この時衝撃を受けておいて本当に良かったです。
衝撃に負けず英語の勉強も頑張ったので、今の会社で働けていると思います。

管理人
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ちなみに、ヨーロッパからの留学生の英語力や彼らの英語以外に武器については、以下の記事で詳しく記載しています。

今は中々国際的な移動を考える状況ではあります。

でも、状況が許す方は留学を諦めずに、必ずや実現をさせて欲しいです。

なんといっても、留学は一生もの!

管理人
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留学に行ったか行かないかで、あなたの人生は大きく変わると思います!

À très bientôt
Kei

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