フランス留学で思い知った!~ヨーロッパの留学生の英語力~

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こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

この記事では、僕がフランス留学をしたときに思い知った、ヨーロッパの留学生の英語力についてお話します。

僕はこれまで、「フランス語を使って仕事がしたいなら、フランス語力だけでなく、TOEIC800点以上の英語力も身につけよう」と繰り返しお伝えしてきました。

これは、グローバル企業の海外営業においては英語が基本だから(以下の記事参照)ということもありますが、何よりもこれからお話しする体験が原体験となっております。

将来フランス語を使って仕事をしたいと思っているあなただからこそ、是非とも知っておいて頂きたいです。

・初めての方向けに自己紹介
ちなみに、僕は転職で現職(以下詳細)にありつき、日々フランス語と英語を使って仕事をしています。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部・ヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。

1. ヨーロッパの学生は英語が当たり前のようにできる

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僕がフランスに留学していたのは2008年8月~2009年6月の約11ヶ月間です。

交換留学が始まる前の、最初の1ヶ月をロワール地方にあるアンジェという街で過ごし、西部カトリック大学というフランスには珍しい私立大学が実施してる「外国人向けのフランス語夏期短期集中プログラム」に参加。

9月に入ってからは、交換留学のパリ第七大学、通称パリ・ディドロ大学がある、パリへ移動し、RER B線のCité Universitaire駅にあるパリ国際大学都市のイギリス館に住むことになります。
※現在、パリ・ディドロ大学は統合により、パリ大学(Université de Paris)へと改められています。

留学当初は、アンジェで短期集中プログラムに参加していたものの、まだまだフランス語が分からず、授業はおろか、友人との会話にも非常に苦労するようなレベルでした。

そんな状況で愕然とさせられたのが、ヨーロッパからの留学生の英語力の高さです。
とにかく、ヨーロッパ諸国からの留学生は、英語を当たり前のように話します。

留学当初の僕のフランス語は、とてもじゃないですがフランス語で会話を続けるにはまだまだ実力不足。
ドイツやスペイン、イタリア出身の留学生と話す機会があっても、中々思うように話ができません。

そうなると、相手は僕に気を遣ってか、英語で話してくれるようになります。
ところが、僕にとって英語はフランス語より苦手な言語。
というわけで、英語でもほとんど会話が成り立たないわけです。

僕はこの事態に、本当に大きな衝撃を受けました。

彼らにとっては、英語は出来て当たり前で、英語ができる前提でフランス語を学んでいるわけです。

一方で僕は、フランス語はダメ。
英語なんてフランス語以上にダメ、という状態です。

「英語って本当に世界共通語で、英語って本当に世界では当たり前のように話されているんだな」ということ痛感させられると同時に、「彼らにとって、フランス語は文字通り第二外国語で、英語が出来て、プラスアルファでフランス語を学んでいる。方や自分は、一生懸命に頑張ってきたフランス語でも歯が立たず、英語なんて彼の足下にもおよばない。こんな人たちと、自分は将来仕事の世界で戦っていけるのか・・・」と、自分の無力さと将来の不安を突きつけられました。

2. 彼らの本当の武器は専門性であり、語学ではない

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僕が衝撃を受けたのは彼らの英語力だけではありません。
彼らが語学以外の専門領域を持っていることにこそ、本当に大きな衝撃を受けました。

彼らにとっては英語というのは本当に当たり前すぎて、彼らはもはや自分の英語力を武器だと思っていないんですね。
「英語なんて出来て当たり前。というか、英語が出来ないと就職できる仕事なんて無いよ」レベルです。

なので、彼らは自分の武器を身につけようと、自身の専門性を磨こうとしていました。
それは政治学だったり、マーケティングだったり、デザインだったり、映画だったりと、本当に様々です。

それに対して、僕はフランス語や英語が出来たら、それだけで自分にとって大きな武器になると思っていました。

当時の日本は、「TOEIC700点越えは就職に有利」とか、言われていた時代です。
確かに、日本で就職する上では、TOEIC700点越えは有利に働くでしょう。

ただ、それでグローバル企業に入社できたとして、いざ海外を相手に戦うとなった時、対戦相手は「英語もフランス語もペラペラで、しかも自身の専門領域を持ったあの時のヨーロッパの留学生たち」です。

「このまま行ったら、自分はこの人達に勝ち目がない」と、本当に心から思いました。
この苦い経験を受けて、「まずフランス留学まで来たのだから、フランス語は出来て当たり前で、そこに英語も必須。加えて、英語・フランス語以外の自分の武器も必要になる」と考えるようなり、さらには英語・フランス語を学ぶのではなく、英語・フランス語を使って、自身の専門性(僕の場合は政治学)を高めることを意識するようになりました。

ちなみに、政治学自体は仕事に直結して役に立ってはいないですが、政治学を通じて身につけた「論理的な主張構成」と「批判的思考」は、仕事は勿論、それ以外のところでも大いに役立っています。

あとがき

確かに、ヨーロッパの言語はラテン語という共通の言語を起源にしていますから、それぞれ類似点も多く、習得しやすいという点はあります。

ただ、実際にグローバルなフィールドで彼らと戦うことになったら、この言い訳は通用しません。

事実として、対戦相手は母語に加えて英語が当たり前のように出来る+専門性がある。
一方で、「自分には母語と片言の英語と片言のフランス語しかない」となれば、勝負の結果は推して知るべしです。

フランス語を使って仕事がしたいという皆さんであれば、きっとお仕事のフィールドはグローバルになると思います。
その時に、今回の記事の内容が事前知識として役立てば幸いです。

À très bientôt
Kei

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