【読解編】仏検1級ホルダーRikaのフランス語勉強法

こんにちは、フランス語学習者のRikaです。
こちらのコーナーでは、1ヶ月に1記事くらいのペースで、フランス語学習についての具体的な内容を項目ごとにご紹介させていただきます。

2回目の今回は、読解の勉強方法について述べたいと思います。

皆さんは、「読解」と聞くとどのような勉強法を思い浮かべるでしょうか。

Rika
Rika

私は、高校の時の英語の学習時間に行った読解の問題集を思い浮かべます。
「A4サイズ1ページくらいの文章をいくつも読んで問題を解く」といったものです。

読解の練習を行えば、異なる文体・ジャンル・内容の文章を効率よくたくさん読むことができるので、効果的ですよね。

しかし、それがフランス語となるとどうでしょう。
手ごろな教材がなくて困る、という方は多いのではないでしょうか。

実際、私はフランス語の読解の問題集に疎く、そのような教材を使ったことがありません。
というわけなので、ここでは、「問題集を使わずしていかに読解力を高めるか」という方法を考察したいと思います。

この記事を読むと分かること
フランス語の読解力を高めるための2つのポイントが分かる

まず、初めての方向けに自己紹介。

・大阪出身で、現在も大阪に住んでいます。
・2006年からフランス語を始めました。大学に入ってからです。
・2008年~2009年に大学の交換派遣留学制度を利用し、パリ第七大学へ留学しました。当時は大学3年生~4年生でした。
・2011年に実用フランス語技能検定試験1級合格
・現在の仕事では英語を使う頻度が高いですが、たまーにフランス語も使います。

1. 読解の2つのポイント

そもそも読解とは、文章を読み解くことであり、当然ながら問題集がなければ力がつかないというものではありません。

Rika
Rika

なんとなく手に取った雑誌、小説、新聞、等々どんな文章でも読めばそれは読解力につながります!

読解のポイントは、以下の2点だと私は思っています。

読解のポイント
①数をこなす
②分からない箇所を残さない

以下に、順を追ってご説明させていただきます。

1-1. 読解の2つのポイントー①数をこなすー

読解力を向上させるにあたって、読む量は多ければ多いほどいいです。

ただし、「よし、分厚い本を読みきってやる!」みたいな感じで、あまりに大作に手を出してしまうのは気をつけたいです。
なぜなら、それだけで読み切るまでに時間がかかってしまい、他の文章を読む余裕がなくなってしまうからです。

Rika
Rika

私は留学中にフランス人の友人から『ハリー・ポッター』最終巻のフランス語バージョンを貸してもらったのですが、10センチはあろうかという分厚さで、帰国までに6割程度しか読めなくて、せっかく貸してもらったのに読了できず悔しかった覚えがあります・・・。

あまり読むことに慣れていないうちに大作に手を出すと、モチベーションを維持するのが大変だと思います。

「読解の練習」という意味では、短編など数をこなせるものが良いでしょう。
数種類の作品に触れる事が出来るので、「様々な文体・文章に慣れる」という効果もあります。

ちなみに私は、以下のような形でよく読んでいました。

Rikaの読解学習例
・ニュース(5分)
・小説(30分~1時間)
・論文(30分~2時間)
※当時大学院生だったので、論文がメインの読み物になっていました。

ジャンルや所要時間はあくまで目安で、自分が読んでいてしんどくならない程度に目標を設定するのが良いと思います。
現に、今の私だったら「ニュースを5分、小説10分くらいから始めようかな」と思います。

当時は勉強が仕事の大学院生だったのでガッツリ読む時間を設けることができましたが、そんな時間はなかなかないという方がほとんどですよね。

何事もそうですが、語学は特に継続が大切!


毎日読んでいれば、時間は短くても必ず力は伸びてくるので、続けることを意識して取り組んでみて下さい。

ちなみに、ニュース記事としては、私はLe Mondeのインターネット版をよく利用していました。

Le Monde - Toute l’actualité en continu
International, Economie, Environnement … La référence, partout, tout le temps.

ニュースを読むと、読解力を鍛えられるだけでなく、時事単語も身に着けることができるので効果的です。

小説選びについては、前述した薄い物、というのに加えて、すでに日本語等で読んで内容を知っている本等から始めると良いと思います。
その点では、私にとって『ハリー・ポッター』は、最終巻以外は日本語で読んでいたため、とてもとっつきやすかったです。

1-2. 読解の2つのポイントー②分からない箇所を残さないー

2つ目のポイントは、「不明点を残さない」というものです。

私はよく、趣味の読書においては多少意味が理解できない部分でも前後の文脈から想像して放っておくことがありますが、読解の練習中にはそれはNGです。

読んでいて少しでも理解が曖昧な箇所には必ず印をつけておき、後で意味が分かるまできっちり調べるようにします。
かなり気力がいる作業ですが、そうすることで正確に理解するクセがつき、確実に力がつきます。

Rika
Rika

私はいい加減な読解をしていたが故、後のフランス留学中に苦労することになりました・・・。

ちなみに、私が本格的に「読解」を始めたのはフランス語を始めてから2年ほど経った大学3年生の頃でした。
当時フランス語検定3級を所持していて、当時の自分としては、自分なりに頑張って読解の勉強していたつもりだったのですが、実際は「分からないところがあっても、適当に読み飛ばす」ということを繰り返していたため、大して力がついていませんでした。

私が真剣に読解を始めるきっかけを与えてくれたのは、忘れもしない、ギュスターヴ・フロベールの『三つの物語』(原題:trois contes)という本でした。

といっても、この本は私が読みたくて読んだわけではありません。
パリへの留学当時、あまりにも怠けていた私に「ガツン!」とお叱りを下さった現地大学の先生が、レポートの題材として挙げられた本がこの『三つの物語』だったんです。

「先生からしかられたこと」は、私にとってあまりにも恥ずかしく、加えて衝撃的でした。
しかしながら、この時叱ってもらえたおかげで、私は今までの不真面目な勉強態度を180度改めることができました。

フランス語の課題図書や論文を読んでいて、分からないところがあっても適当に読み飛ばしていた今までの自分とは決別。
部屋にこもって、『三つの物語』の一文一文と向き合いました。

分からないところは、分かるまで調べる。
また分からないところが出てきたら、また分かるまで調べる。

本当に大変でしたが、この作業を繰り返す内に、自身の中で「フランス語の文章が読めるようになっている!」という実感が湧いてきたことを、覚えています。

そして、最終的に無事にレポート提出。
その時先生に、「あなた、やれば出来るじゃないの!」と褒められたことは、留学中一番嬉しかった想い出となっています。

この出来事以来、留学中の大学の授業はもちろん、帰国後も「私は大学で一番真面目ではないか」と幻想するくらい真剣に勉強するようになりました。

分からないところは、分かるまで調べる。
また分からないところが出てきたら、また分かるまで調べる。

大変でしたが、留学から帰国後も、この作業をサボらずに繰り返すことによって、仏検1級レベルの読解力が身についたと考えています。

Rika
Rika

あの時、私の緩んだ気持ちを引き締めてくれた先生には、留学からかなり年月が経った今でも感謝です!

こちらは、懐かしの『三つの物語』の一部で、当時レポートを書くために必死で読んでいた時のものです。

終わりに

フランス語の読解力を向上させるために、今回のは以下の2つのポイントをご紹介させて頂きました。

読解のポイント
①数をこなす
②分からない箇所を残さない

今ではインターネットで簡単にフランス語の本を変えますし、電子書籍も普及していますので、様々な文章に触れやすい環境が整いつつあります。

今回ご紹介した学習のポイントは、私自身が実践し、成長を感じ取れた学習方法となります。
皆さんにも、無理のない範囲で毎日実践して頂ければ幸いです。

Rika
Rika

きっと、フランス語の読解力が鍛えられるはずですよ!

次回はリスニングのおすすめ勉強方法を紹介したいと思います!
これからも宜しくお願いします!

Rika

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