フランス語文法(40): 条件法

1. 条件法とは

条件法は以下の2つの表現を行うための用法です。

  1. 事実に反することを仮定し、その場合の結果を語る
  2. 語調緩和(平たく言うと、「丁寧に言う」・「柔らかく言う」ということ)

事実に反することの仮定の中には、以下の二種類の仮定があります。

  1. 実際に起こりえることの仮定
  2. 実際には起こりえないことの仮定

条件法で扱うのは、後者の「実際には起こりえないことの仮定」となります。

管理人
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ちなみに、「実際に起こりえることの仮定」は直接法で表現します。

2. 条件法の作り方

条件法の語幹は、実は「単純未来」の語幹と同じです。

さらに、活用語尾は、「半過去」の活用語尾と同じになります。

上記の間に r を入れることで、条件法の活用をすることができます。

単純未来の語幹 + r + 半過去の活用語尾 = 条件法の活用

-er動詞の例:Mangerマンジェ (~を食べる)
※jeの現在形の活用が、そのまま語幹となる。

一人称単数Je mangeraisマンジュレ一人称複数Nous mangerionsマンジュリオン
二人称単数Tu mangeraisマンジュレ二人称複数Vous mangeriezマンジュリエ
三人称単数Il/Elle/On mangeraitマンジュレ三人称複数Ils/Elles mangeraientマンジュレ

-ir動詞の例:finirフィニール(~を終わらせる)
※原型から語尾の r を取ったものが語幹となる。

一人称単数Je finirais一人称複数Nousfinirions
二人称単数 Tu finirais二人称複数Vous finiriez
三人称単数Il/Elle/Onfinirait三人称複数Ils/Ellesfiniraient

-re動詞の例:prendreプランドル(~を取る)
※原型から語尾の re を取ったものが語幹となる。

一人称単数Je prendrais一人称複数Nousprendrions
二人称単数 Tu prendrais二人称複数Vous prendriez
三人称単数Il/Elle/Onprendrait三人称複数Ils/Elles prendraient

-oir動詞の例:devoirドゥヴォワール(~する必要がある)
※原型から語尾の oir を取ったものが語幹となる。

一人称単数Je devrais一人称複数Nousdevrions
二人称単数 Tu devrais二人称複数Vous devriez
三人称単数Il/Elle/Ondevrait三人称複数Ils/Ellesdevraient
6つの特殊活用
  1. être = je serais
  2. avoir = j’aurais
  3. vouloir = je voudrais
  4. aller = j’irais
  5. faire = je ferais
  6. pouvoir = je pourrais

「単純未来」・「半過去」を復習されたい方はこちら
↓↓↓

3. 条件法の2つの用法

1. 事実に反する仮定とその結果

「もし~だったら、○○するのになぁ(実際は~でないから、○○できない)」
という表現となります。

例文①:Si tu étais làー仮定節ー, on pourrait sortir ensemble.ー結果節ー 
意味:もし君がそこにいたら、私たちは一緒に出かけられるんだけど(君は今そこにいないから、一緒に出かけられない)

事実に反する仮定とその結果は、以下の形で表します。

Si直接法半過去仮定節ー,条件法現在形ー結果節ー

例文②:Si j‘étais riche, j’achèterais une maison.
意味:もしお金持ちだったら、家を買うんだけど(実際はお金持ちじゃないから、家を買えない)。

2. 語調緩和

「~させて頂きたい」・「頂いてもよろしでしょうか?」
という丁寧な表現となります。

例文①:Je voudrais une baguette, s’il vout plaît ?
意味:バゲットを一本頂けませんか?

例文②:J’aimerais bien manger avec vous.
意味:皆さんと一緒に食べたいです

管理人
管理人

語調緩和で使用される単語は限られており、主に使用するのは以下の5つの単語くらいです。

  1. vouloir(~したい)
  2. aimer(~が好き)
  3. pouvoir(~ができる)
  4. devoir(~ねばならない)
  5. préférer (~をより好む)

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