フランスまとめサイトのフランス語文法解説コーナー~第39回:ジェロンディフ~

フランス語文法

こちらのコーナーでは、「サッ!」と気になる文法事項を確認できることを目指しています。

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管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  4. DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  5. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  6. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

1. ジェロンディフとは

ジェロンディフは現在分詞として非常によく似ており、現在分詞の分詞構文的用法のように「理由」「時」を表したり、「同時(~しながら)」・「過程(もし~したら)」・「対立(~であるけれども)」を表したりもします。

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ジェロンディフは副詞として動詞にかかります。

また、「ジェロンディフの主語は、常に文全体の主語と同じ」という特徴もあります。

2. ジェロンディフの作り方

ジェロンディフの作り方は、以下の通りとても簡単です!

en + 過去分詞

過去分詞を復習したい人は以下の記事へ
↓↓↓

3. ジェロンディフの5つの用法

①理由

En étant gentil, il est aimé bien de tout le monde.
意味:彼は優しいので、皆から好かれています。

②時

En mangeantle déjeuner, j’ai vu que mon père partant de la maison.
意味:お昼を食べている時、家を出る父親を見た。

③同時

Ne mange pas en parlant !
意味:話しながら食べないで!

④仮定

En partanttout de suite, tu pourras prendre le train à l’heure.
意味:すぐに出発すれば、君は時間通りに電車に乗れるだろう。

⑤対立

En étudiant beaucoup, nous avons raté l’examen.
意味:たくさん勉強したけれど、私たちは試験に落ちた。

4. ジェロンディフと現在分詞の違い

ジェロンディフと現在分詞の違いをまとめると以下のようになります。

使われる場面作り方働き方用法
現在分詞基本的に文章上でnousの語幹+ant
※例外有
形容詞として
名詞にかかる
形容詞的用法
理由
ジェロンディフ基本的に会話でen + 現在分詞副詞として
動詞にかかる
理由

同時
仮定
対立

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