こんにちは。フランス語学習者のRIKAです。
仕事に育児にバタバタしてしまって前回から期間が開いてしまいましたが、今回は「おまけ②」ということで、仏作文について思うところを書きたいと思います。
とはいえ、まず最初に白状するとわたくし、仏作文は大の苦手でして、お世辞にもうまいとは言えません…。
じゃ、何を語るつもりだ!?と思われますよね^^;
今回は以下の3点について、自分なりの考えを書こうと思います。
本題に入る前に自己紹介をさせてください。
・大阪出身で、現在も大阪に住んでいます。
・2006年からフランス語を始めました。大学に入ってからです。
・2008年~2009年に大学の交換派遣留学制度を利用し、パリ第七大学へ留学しました。当時は大学3年生~4年生でした。
・2011年に実用フランス語技能検定試験1級合格
・現在の仕事では英語を使う頻度が高いですが、たまーにフランス語も使います。
フランス語文法・読解・リスニング・仏検1級面接対策など、これまで私が紹介した勉強法に関心がある方は、過去記事も是非とも読んてみてくださいね!
1.添削者、それは仏作文の訓練に不可欠な存在
まず、仏作文の練習にまず不可欠な存在があります。
それは・・・
ズバリ、添削者です!
私は個人的な経験から、添削者無くしては仏作文の上達は難しいと考えています。
2. RIKAは添削者のおかげで仏作文能力が向上した
私にとって最初に真剣に取り組んだ仏作文が、フランス留学中に授業の課題として与えられたレポートでした。
下記の記事で留学中に怠けて先生に怒られ、目が覚めた話をちらっと書きましたが、その時のレポートです。
フランスでは、このレポート課題のことをコモンテールコンポゼ(commentaire composé)といいます。
コモンテールコンポゼには決まった形式があり、ルールに則って自分の理論を展開していきます。
当時仏作文能力ほぼゼロだったにもかからず、私は無謀にもコモンテールコンポゼに臨みました。
しかしながら、取り組むにあたって右も左もわからなかったので、まずはインターネットでコモンテールコンポゼの書き方について情報収集。
その上で、辞書で調べたりしながらなんとか書きましたが、当然その時点では提出できる代物ではないわけです。
そんな悲惨な状態のコモンテールコンポゼがなんとか形になったのは、
当時同じ大学に通っていたフランス人の友達が添削をしてくれたからです。
実は、当時の私のフランス語は主に話し言葉がメインの知識だったので、論文などで使われる言い回しにはとても疎い状態でした。
アカデミックなレポートで truc(話し言葉で、「あれ」・「それ」・「もの」・「こと」という意味)とか平気で使ってました…。
結果…
私がレポートにふさわしくない口語の単語に、
添削してくれた友達は何度も思わず吹いていました(笑)
それと同時に、添削がものすごく大変そうでした。
言い回しが変なだけでなく、文法も間違いだらけだったはずなので、ものすごく疲れたと思います。
根気よく手伝ってくれて、本当に感謝です。
そんなこんなで添削をしてもらった後、自分で練り直して提出することができました。
添削してもらった文章を自分が以前書いた文章と比較すると、
- 「なるほど、こんな風に表現すればいいのか!」とか、
- 「こっちの単語の方がこの場合は適切なのか!」とか、
色々な発見があると同時に、自分の文章が間違いのないフランス語に近づける感覚はとても楽しく、刺激になりました。
このコモンテールコンポゼに取り組んだことで、私は仏作文の上達の糸口をつかんだ気がして、やってみてよかったと思っています。
3. 小さな努力の積み重ねと添削者の存在が大切
とはいえ、長文のレポートを1回書いたくらいで、仏作文がスラスラ書けるようになるほど甘くはありません。
そこからは同じような練習をひたすらに重ねるしかないと思います。
よく日記を書くと作文が上達すると言いますよね。
「なるほど、確かにそれはよさそうだ!」と、私も思います。
でも日記を書くにしても、
やっぱり添削者がいないことには自分の書いた文章が正しいのかどうかが分かりません。
そのため、自分だけで頑張ろうとしても伸びるのが難しく、また上達も実感しにくいと思います。
4. 間違えて当たり前!恥ずかしがらずに添削してもらおう!
添削してもらうのって、どこか照れたりしませんか?
実は私はそう思ってしまうタイプの人間でして、自分が書いた稚拙な文章を添削してもらうのはなんとなく恥ずかしいと思っていました。
でも、フランス語上達のためにはそうは言ってられません!
そうして正しい表現を身に着け、様々なフランス語の表現を蓄積していくことにより自然と仏作文は上達すると私は考えています。
まとめ
今回の記事では、以下のことをお伝えしました。
- 仏作文能力の向上には、添削者が必要不可欠!
- 添削者がいないと、自分の文章が合っているのか間違っているのか、そもそも分からない。
- フランス語で日記を書くなど、小さな努力を続け、恥ずかしがらずに誰かに添削しても負うことが、仏作文能力上達の近道。
いや~こうして見ると、語学って本当に根気がいりますよね。
しかし、何よりも楽しみながら学ぶことが大切だと思いますので、強迫観念にとらわれず、焦らずゆっくり頑張りましょう!
と、今日も自分に言い聞かせています(^^)
以上、仏作文上達のコツでした。
Rika
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