フランスまとめサイトのフランス語文法解説コーナー~第5回:形容詞~

こちらのコーナーでは、「サッ!」と気になる文法事項を確認できることを目指しています。

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管理人のプロフィール
  1. 東京生まれ東京育ち、仕事の都合で現在関西在住の36才。
  2. 大学生の頃にパリへの交換留学を経験(約1年間)。
  3. インバウンド業界で8年以上、日々フランス語と英語を使って仕事をしている。
  4. DELF B2(フランス語)・ TOEIC 825(英語)
  5. アンサンブルアンフランセ公認インフルセンサー
  6. 「フランス語の仕事に就きたい」という人を応援するフランス語キャリアアドバイザー

形容詞

形容詞とは物事の性質がどのようであるかを表現する

形容詞の例

「美味しい」・「まずい」・「面白い」・「つまらない」・「かっこいい」・「かわいい」など

1. 原則形容詞は名詞の後ろに置かれる。

フランス語の形容詞は原則名詞の後ろに置かれます。

「名詞 + 形容詞」の例
・Un livre intéressant
読み方:アン リーブル アンテレソン
意味:興味深い本

・Une vie banale
読み方:ユヌ ヴィ バナル
意味:平凡な人生

2. 形容詞は名詞の姓によって形が変わる

原則女性名詞を形容する際は末尾に e が付き、複数系の場合は末尾に s が付きます。
これを形容詞の姓数一致と呼びます。

形容詞の変化の例①:男性と女性の違い
・Un livre intéressant
読み方:アン リーブル アンテレソン
意味:興味深い本

・Une vie intéressante
読み方:ユヌ ヴィ アンテレサントゥ
意味:面白い人生

形容詞の変化の例②:単数と複数の違い
・Un livre intéressant
読み方:アン リーブル アンテレソン
意味:興味深い本

・Des livres intéressants
読み方: デ リーブル アンテレソン
意味: 興味深い数冊の本

形容詞の変化の例➂:例外の紹介
「美しい」という形容詞が男性名詞に付く時は Beau(ボ)となり、女性名詞に付く時は Belle(ベル)となります。
また、男性名の複数形に付く時は Beaux(ボ)となり、女性名に複数形につく場合は Belles(ベル)となります。

このような例外的な変化をする形容詞は他にも多く存在します。

 

3. 名詞の前に置く形容詞もある

例外的に名詞の前に置かれる形容詞も存在します。

名詞の前に置かれる形容詞の例①:Bon
・Un bon livre
読み方:アン ボン アンテレソン
意味:良い本

・Une bonne journée
読み方:ユヌ ボンヌ ジュルネ
意味:良い一日

名詞の前に置かれる形容詞の例②:Beau
・Un beau homme
読み方:アン ボ オム
意味:カッコイイ男性

・Une belle fille
読み方:ユヌ ベル フィーユ
意味:美しい女性

・Des beaux hommes
読み方:デ ボ ゾム
意味:カッコイイ男性たち

・Des bellesfilles
読み方:デ ベル フィーユ
意味:美しい女性たち
※不定冠詞のdes の直後に形容詞が来るときは des → de となるのが正当ですが、現在はこの規則は適用されなくなってきており、上記のように des のままとすることが多いです。

音声が短く、且つ日常的に多用される形容詞は前に付くことが多いです

名詞の前に付く形容詞たち
「大きい:grand(e)」、「小さい:petit(e)」、「良い:bon(ne)」、「悪い:mauvais(e)」、「新しい:nouveau(nouvelle)」、「古い:vieux(vieille)」、「若い:jeune」、「きれい:joli(e)」、「美しい:beau(belle)」、「長い:long(longue)」、「短い:court(e)」、「太った:gros(se)」などなど

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