こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭です。
皆さんは「職務経歴書」という書類を聞いたことはありますか?
この書類は履歴書とは別の書類であり、「これまでの業務経験とスキル」を記載した書類です。
転職する時に90%以上の確率で提出を求められるので作成必須ですが、初めて転職を経験する人にとっては、あまり馴染みのない書類かと思います。
というわけで、今回は僕の職務経歴書を取り上げながら、職務経歴書の作成の仕方についてご紹介します。
初めての方向けに自己紹介。
フランス語の仕事を探したいけど、どのサイトを利用すれば良いかわからないという方は、こちらの記事もご覧ください。
グローバル企業でフランス語人材として活躍することを希望されていらっしゃる方は、こちらも参考になさってください。
英語の必要性について具体例を挙げて説明しています。
1. 職務経歴書とは
冒頭でも触れましたが、職務経歴書とは以下の書類のことを指します。
1.業務経歴やスキルを記載した書面
2.履歴書とは異なる
要するに、自己PR書面です!
どんな書類か見た方が早いと思うので、まずは管理人の職務経歴書を例としてご紹介しますね。
ちなみに、こちらの職務経歴書は、今の会社に転職する時に提出したものとなります。
※つまり、この職務経歴書で書類審査及び面接をパスしたということになります。
作成日は2013年10月1日!
もうかれこれ8年前の書類になります。
8年前の自分は、まさかこんな形で自分の職務経歴書が公開されることになるとは思っていなったでしょう(笑)
※一部法人名を消しております。
こんな感じで、これまでの職歴と実績、そしてスキルをまとめた書類が職務経歴書となります。
履歴書との違いを敢えて述べると、履歴書というのは「学歴」や「職歴」など、あくまで「この期間からこの期間には、○○という場所の△△というところに所属していました」と記載する書類です。
一方、職務経歴書というのは、内容を職歴に絞り、「○○・△△ということで、□□をしていました」というように、履歴書よりもさらに詳細に職務内容を書く書類となります。
2. 職務経歴書作成のポイント
これから、職務経歴書作成のポイントをご紹介します。
まず、とっても大切なことなので、もう一度言います。
職務経歴書は自己PR書面です!
これを忘れると書類審査はおろか、万が一選考を進められたとしても、面接試験を有利に進めることができなくなってしまうので、本当に気を付けて下さい!
2-1. 職務経歴書はエントリーシートに代わる自己PR書面
転職の採用試験には、いわゆるES(エントリーシート)の提出が求められないことの方が多いです。
その代わり、職務経歴書の提出が求められます。
つまり、「ESが職務経歴書に代わった」という理解でほぼ間違いないと思います。
ESには、企業が「こんな適性を持った新入社員が欲しい」という考えの元、予め質問事項やお題を設定されています。
ですので、学生さんは企業側が用意した質問に答える形で、「僕/私は、こんな経験をしてきたので、御社に入ったらこんな形で貢献できますよ」と自分を売り込むわけですね。
職務経歴書もほぼこれと同じ意味合いです。
ただ単に、企業から事前に「この質問に答えてね」ってお題が用意されていないだけで、基本的には「これまで○○な仕事をしてきて、△△を経験してきたので、□□という形で御社に貢献できますよ」とアピールする書類となります。
次に、職務経歴書作成のポイントを見ていきます。
2-2. 職務経歴書作成の3つポイント
職務経歴書を作成するにあたって、3つのポイントがあります。
職務経歴書作成のポイント
①分かりやすく書く(特にフォーマットは決まっていません)
②A4サイズ1~2枚程度がベター
➂転職先の業界・企業・職種の仕事内容や求められる人物像を想像しながら書く
2-2-1. ポイント1:職務経歴書は分かりやすく書く
職務経歴書のフォーマットは特に決まってはいません。
なので、極論を述べると、どんなフォーマットで作成しても自由です。
- 文字だけでもOK。
- 図や表を入れてもOK。
- 絵や写真を入れても当然OK
ただ、前提として求められることは「読み手に取って分かりやすい」ということです。
忙しい人事担当者の目に留まりやすく、尚且つ読んで伝えたいことが「サッ」と伝えされるような、そんな職務経歴書の作成を心がけましょう。
2-2-2. ポイント2:A4サイズ1~2ページ程度を心がけよう
厳密にいうと、フォーマットも決まっていないので、
正直なところ「分量」というのも明確には決まっていません。
なので、これも極端な話ですが、10ページとか100ページとかになっても、職務経歴書としては問題ありません。
ただ、分量の多い職務経歴書が、「読み手に分かりやすい=読んでもらえる職務経歴書」かというと、そうではありませんね。
一般的に、職務経歴書はA4サイズ1~2ページ程度がベターです。
ポイント1の延長線上になりますが、「読み手にとって分かりやすい」という観点から、あまり分量が多くならないように気を付けましょう。
2-2-3. ポイント3:業界・企業・職種が求める人物像を意識しながら作成する
職務経歴書は、何度も言う通り自己PRの書面です。
なので、当然のことながら、職務経歴書を通じて「僕/私を採用してくれたら、御社にとってプラスですよー!」ということを読み手にアピールしなければなりません。
では、「私は御社にとってプラスですよー!」という情報を伝えるためにはどうすればよいか?
その業界・企業・職種が求める人物像を意識しながら書くことによって、上記のことを伝えられると思います。
そしてそのために決定的に必要なこと。
それはズバリ!
転職先の業界・企業の下調べをし、職種の業務内容を可能な限り理解しておく!
転職先業界の基本知識や、企業の事業領域・サービス内容・課題及び拡大したい分野、それから転職希望職種の業務内容をきちんと把握していないと、転職先の企業で、今自分の持っている能力や経験をどのように活かすことができるのか、考えることはできませんよね。
各業界の基本知識は、リクナビのホームページに詳しく載っています。
企業の情報や職種の業務内容は、その企業のホームページや募集広告を隈なく見ることで収集しましょう。
職務経歴書のフォーマットもダウンロードできるので、ぜひ活用してくださいね!
(ちなみに、管理人もリクナビネクストのフォーマットを利用しました)
3. 管理人の職務経歴書分析
最後に、管理人が現職の採用試験に臨んだ時に提出した職務経歴書をもう一度見ながら、
管理人の職務経歴書のポイントを説明させていただきます。
各項目ポイント解説
以上、管理人の職務経歴書の7つの項目について解説をしました。
ほとんどの項目に、「自己PR」が含まれていましたよね?
A4サイズ最大2ページという限られた文面の中で、
「事実を事実として伝えながら、自分を最大限に売り込む」ということが、
とっても大切です。
そのためにも、業界・企業・職種に関する知識・情報をしっかり得るようにしてくださいね。
まとめ:職務経歴書=自己PR書面
この記事が皆さんの夢の実現に役立てば、とても嬉しいです!
À très bientôt
Kei
ちなみに、退職届の提出タイミングや書き方についてはこちら
↓↓↓
コメント