フランス語を使う仕事に就きたいなら業界や職種はこだわらない方が良い!

こんにちは!
フランスまとめサイト管理人の伊藤圭(@Kei_japonais)です。

「フランス語を使える仕事に就きたいのだけど、中々希望の業界や職種が見つからない」ということがあると思います。

これはあくまで僕の考えなのですが、僕はフランス語を使う仕事に就きたいなら、業界や職種にはあまりこだわらない方が良いと考えています。

というのも、僕はこの考えに至ったことにより、結果としてフランス語の仕事に就くことができたからです。

というわけで、今回は「フランス語の仕事に就くにあたって、なぜ業界や職種にはこだわらない方が良いのか」について、僕の体験も交えながらお話ししたいと思います。

この記事を読むと分かること
1.「フランス語の仕事に就くこと」を最も重要視するなら、業界や職種にはこだわらない方が良いということが分かる。
2. なぜ業界や職種にこだわらない方が良いのか、理由が分かる。
3. この転職方法が向いている参考年齢が分かる。

初めての方向けに自己紹介。

管理人はフランス語と英語を使って仕事をしています
・社員数約480人のインバウンド専門旅行会社に勤務。
・大手旅行会社のグループ会社の一つ。
・取引国はほぼ全世界。
・2013年11月に転職で入社。
・海外営業部のヨーロッパを担当する課に所属し、7年以上フランス語と英語を使って仕事をしている。
・総合旅行業務取扱管理者という旅行に関する国家資格も一応持ってる。
・大学生の頃にパリに約1年間交換留学を経験。

1.業界や職種にこだわらないと可能性がぐっと広がる!

フランス語の仕事を探された事がある人ならお分かりになると思いますが、フランス語の仕事って基本的に数がめちゃくちゃ少ないです。

英語求人と比較すると、マジで、本当に、あり得ないくらいに、少ないです。

というわけなので、ただでさえ少ないフランス語求人に「希望の業界」とか「希望の職種」という条件をつけてしまうと、希望する業界や職種によっては天文学的にチャンスが狭まってしまいます。

「希望の業界」・「希望の職種」を持ちたいという気持ちは、良く分かります。
というのも、最初も僕はそういった希望をたくさん持っていました。

大学生の頃の就活初期、僕は家電メーカーに入社して、将来はフランスに駐在することを希望していました。

「商社や新聞記者は毎日めちゃくちゃ忙しそうだし、旅行会社は土日休みじゃないし、アパレルやワインはよくわかんない。その点、家電メーカーなら自分にとって身近だし、メーカーは福利厚生もしっかりしているし、やっぱりメーカーだよな。よし!家電メーカーで海外営業をやろう!」という感じで、今思えば恥ずかしくなるくらい自分に都合の良いことばかり考えていました。

まぁ働くのは自分ですから、就職活動は基本自分のための行えば良いとは思うんですけど、ビックリするくらいに相手(会社)の事情や状況を全然考えていないし、理解もしていないわけです。

僕が就活をしていた当時は、BRICs(ブリックス)といって、ブラジル(Brasil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)という4ヵ国のGDPが目覚ましく成長するであろうと騒がれており、日本での販売が減少傾向にあった家電メーカーは、新しい市場を求めてこぞってBRICsでの製品販売に力を入れようとしていました。
※BRICsのsをシンガポール(Singapore)と言い、4ヵ国ではなく5ヵ国であると言う人もいました。

ですので、このような家電メーカーに海外営業担当として自分を売り込むなら、間違い無くフランス語人材としてではなく英語人材(あるいはポルトガル語、ロシア語、中国語人材)として売り込む必要があったんですね。

そこを僕は「将来フランスを担当したいです!」と豪語するだけでなく、「英語は全然出来ない」という家電メーカーの戦略に全く合わない人材だったので、結果は推して知るべし、不採用の嵐です。

ご自身が希望される業界や職種が、「ワインのバイヤー」など、フランス語人材が比較的求められる業界・職種なら良いですが、「必ずしもフランス語人材が求められる業界・職種ではない」場合は、あまり業界・職種にこだわらず、「フランス語人材を募集している業界・職種であれはなんでもチャレンジする」くらいの気持ちでいた方が良いと思います。

でないと、余程社会全体のタイミングが合わない限り、中々フランス語の仕事には巡り会えないと思います。

2. 業界・職種にこだわらなければ、後は適正とタイミングだけ

上記で触れたように、「特定の業界・職種」にこだわってしまうと、社会や希望の業界全体の流れがフランス語圏に向かない限り、中々フランス語の仕事に巡り会えないと思います。

逆に業界・職種にこだわらなければ、僕も毎週indeedなどの転職者向けの求人情報サイトで調べているのですが、それなりにフランス語の仕事は見つかります。

「未経験業界だし・・・」とか、「営業はやりたくないなぁ」という気持ちは分かります。
気持ちは分かりますが、ただ、そういう風に自分の中で可能性を狭めて行くと、既にお伝えしたとおりフランス語の仕事にありつくことは非常に難しいです。

僕は最終的に、「最も敬遠していた業界」である、旅行業界に転職で飛び込むこととなりました。
どうして「最も敬遠していたのか」というと、「土日休みでない」ことに加えて「他業界と比較して給料が低い」ためです。

ただ、そんな僕がどうして最終的にこの旅行業界に転職をしたのかというと、「どうしても、何物にも代え難いくらいにフランス語の仕事に就きたい」と思ったためです。

新卒での就職活動の時、中々上手くいかずに100社近く不採用となった僕は、最終的にフランス語はおろか英語とも縁の無い、日本国内の顧客だけを相手とする中小企業に就職します。

ここでの仕事は、お世辞にも面白いとは言える物ではありませんでした。
僕は大学入学以来ずぅ~っとフランス語の勉強を続けてきて、フランスにも留学して、将来はフランス語を使って仕事をしたいと思っていたので、僕にとってフランス語を使うことが出来ない仕事は苦痛以外の何物でもなかったんです。

結局会社は業績不振のため給与遅延が発生したため、入社1年で最初の会社を退職。
大学院生の時にインターンシップをしていた海外を対象に農業技術支援を行うNPO法人にパート職員として6ヶ月間の契約で拾ってもらい、週3日のパートに加えて、週2~3日のアルバイトをしながら、転職活動を行い、パート契約終了と共に現在のインバウンド専門の旅行会社に入社をすることが出来ました。

転職活動中の軸はただ一つ。
「フランス語を使える仕事」の一点ばりです。

とにかく、「自分にはフランス語が必要だ!フランス語と関わることが出来なければ、自分の場合はすぐに興味を無くして、結局転職を繰り返すことになる」と思ったが故の決断でした。

なので、全く興味の無かったアパレル系やメガネなどのファッションアイテム、ワインの会社など、「英語必須、フランス語ができれば尚可」という求人も含めて片っ端からチェックしまくり、現在の会社の他にも色々な会社にエントリーし始めたところで、現在の会社に採用されるに至りました。

あの時は本当に必死で、当時は東京に住んでいたのですが、大阪の会社に応募したりもしました。
とにかく、本当にフランス語が使いたくて、使いたくて、使いたくて仕方がなくて、他の条件は全く考えなかったです。
※アルバイトや派遣社員も視野に入れていました。

「フランス語が使える」ということ以外の業界・職種等の全ての条件を取っ払えば、最初苦労したのが嘘のようにフランス語の仕事は広がっていますので、ご自身にとって本当にフランス語の仕事が大切なら、是非とも業界・職種へのこだわりは捨てて頂ければと思います。

3. 20代後半までなら未経験もポテンシャルで採用される

新卒でフランス語の仕事に就けたらそりゃ最高ですが、下記の記事でお伝えしているとおり、「無理ではない」ものの、中々のレアケースです。

ですので、基本的には転職も含めてフランス語の仕事を探す方が、可能性がぐんと広がると思います。

転職するに当たって、あくまで一般的な考えとなりますが、基本的に20代の転職と30代の転職には下記の様な違いがあると言われています。

20代の転職:ポテンシャル採用
未経験分野であっても、「入社後にこんな風に活躍してくれそうだ」というポテンシャルを鑑みて採用してもらえる。

30代の転職:即戦力
基本的に即戦力としてカウントされるため、例え未経験の分野であってもすぐに活躍できるだけの能力やスキル、経験が必要。
30代後半となると、上記に加えて「マネジメント能力の有無」も考慮されるようになる。

ですので、未経験の分野にチャレンジするなら、30代より20代の方が、例え経験が無くともポテンシャルを考慮して採用してくれるので、採用される確率は高いと思います。

勿論その企業事に状況は異なるとは思いますが、「希望の業界・職種及び経験の有無を問わずに、フランス語が使えるであろう仕事に片っ端から応募する」のであれば、上記の理由から、僕は断然20代での転職をオススメします。

思えば、僕が現在の会社に転職した時の年齢は、28歳でした。

旅行業は僕がこれまでの経験したことのない分野でしたが、旅行業に活かせるであろう自身の能力や経験を一生懸命アピールしました。

それが功を奏し、経験よりもそのポテンシャルが評価され、今の会社に入社できたのだと思います。

ちなみに、これはあくまで僕の会社の例ですが、2013年から現在の会社に勤務する中で、「旅行業界未経験で、20代の転職入社された方」は比較的多いものの、「旅行業界未経験で30代で転職入社された方」については、僕はこれまでお会いしたことがありません。

あとがき

今回は、フランス語の仕事に就くための可能性を高める方法についてお話しをさせて頂きました。

業界・職種・経験の有無を問わず、とにかく「フランス語を使うことが出来る仕事」という一つの軸に絞って求人を探すことによって、フランス語の仕事に就くための確立をかなり高めることが出来ると思います。

また、その確立をさらに高めるために必要なことが、「20代での転職」です。
「20代での転職」であれば、例えその業界が未経験であったとしても、ポテンシャルを考慮して採用をしてもらえるので、未経験業界への転職も30代以上に比べしやすいというメリットがあります。

中々に抵抗感のある意見かも知れませんが、管理人としては、「そうでもしないと、中々フランス語の仕事に就くことはできない」と考えています。

今回の記事でご紹介した内容が、皆さんがフランス語の仕事に就くために役だったら、とっても嬉しいです。

À très bientôt
Kei

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